空野 落 さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
褒められるのはハチミツスマッシュだけ・・・
OPの作画の良さに魅力を感じたのとオリジナルということで見てましたが、真面目に見ないでギャグとして見ないと耐えられない。
キャラデザが古いと思ったがそんなのは慣れればいいということだけ。なによりもストーリーがひどい。というか設定がひどいといったほうがいいかも。
評価点
・OPの作画がいい。OPだけなら今期の上位に入ると思う
・最初のころはそれなりに作画よかった。
・ハチミツさんのネーミングセンスが一番面白かった
問題点
・裁判という要素が大きく関係するのに、弁護士・検事・裁判官が素人みたいな判断をする。さらには魔法で武力行使みたいなことをやらかすので法律とはいったい・・・という印象が浮かぶ
・主人公のセシルがガキすぎる。というか社会人の意識が低すぎて感情移入しにくい。なので、セシルがキーマンとなるのに全然面白みがわかない。
・後半の作画がひどい。スケジュール的にきつかったかもしれないが、褒められるレベルではない。
・伏線の投げっぱなしがひどい。特にキーマンである「もよ」の存在がひどい。
※一番の問題点は世界観の設定であると思う。魔法を使えるウドへの偏見や差別があるのはわかるが、いかんせん魔法の存在がいるのかがわからない。刑務所内や法廷で魔法を使ったり、操作で魔法を使うなど魔法が万能すぎるのが一番のネックだと思う。
須藤 セシル
主人公で最年少弁魔士。ただ社会人としての意識が低かったり、弁護の仕方がひどかったりと感情移入しにくい
穂樽 夏菜
セシルの同期。基本的にツンだがカナダへの旅行後デレる。ただただの嫉妬であったり、遅刻に対して擁護するなど感情移入しにくい
蜂谷 ミツヒサ
OPでかっこよく銀座線を破壊する人。やたらとクールでオフでは野球しているがやたらと変なセンスを持っている。シリアス場面で必殺技を叫ぶ痛い人。エピソードはよくわからないが、ギャップ的に一番印象が残るキャラ
天刀 もよ
セシルたちと同じ事務所の女性。やたらとテンションが高く、色々伏線を残す謎キャラ。キーマンなのは間違いないのだが…
柄工双 静夢声
警察官の男性。敵のようで仲間な人。もう少し出番があればよかったのに
麻楠 史文
裁判所長官。ラスボスであるが小物臭がする。
総括
シナリオがひどいというか世界観が呑み込みづらく、キャラも感情移入しにくいためあまりオススメはしない。90年代の懐かしさのキャラデザが好きなら見たほうがいいかもしれないが、それだったら昔のHDリマスターみたほうがいい・・・