触手大魔王×糖分王 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
引き込まれる
西尾維新さんの独特な世界がかなり反映されていて、原作同様にいつの間にか作品に引き込まれてしまいました。
シリアスパートや笑いパートもあり、なんといっても画質がとても綺麗で、見て損はしない作品だと思います。色んな演出方法を採っているシャフト社ですが、それが化物語の世界観と上手く合わさっており原作ファンの方でも納得される出来栄えかと思います。
ストーリーは
1.ひたぎクラブ
2.まよいマイマイ
3.するがモンキー
4.なでこスネイク
5.つばさキャット
の順で進行していき
OP曲も各ストーリーに合わせ
1.戦場ヶ原ひたぎ(斉藤千和)「staple stable」
2.八九寺まよい(加藤英美里)「帰り道」
3.神原駿河(沢城みゆき)「ambivalent world」
4.千石撫子(花澤香菜)「恋愛サーキュレーション」
5.羽川翼(堀江由衣)「sugar sweet nightmare」
と各ヒロインがそれぞれ担当した歌になっています。(つばさキャットは製作進行の都合上第12話だけはひたぎのOP曲になってますが)
そしてなにより個人的にもかなり好きなんですが、ED曲であるsupercellさんの「君の知らない物語」。この曲がストーリー的にも重要な働きをしてくれますし、とてもいい曲です。
補則ですが、作中に「地獄のような春休み」などのセリフが入っており、原作を知らないと色々と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。ですから、もし化物語を見終わってもう少しそういった点を詳しく知りたいという方は一応、化物語(GW後~夏休み前)より時間軸的に前となる「傷物語(春休み)劇場版(未上映)」「猫物語・黒(GW)」を読んでみるのも理解が深まっていいと思います。
原作紹介 ※発売順ではなく物語の時間順
傷物語(春休み)
猫物語・黒(GW)
化物語(GW後~夏休み前)
偽物語(夏休み)
猫物語・白(二学期始業式~)
傾物語(猫物語・白と同時期、正確には二学期始業式当日)
囮物語(10/31~)
恋物語(冬休み・年明け~1月末)
花物語(主人公・暦たちの直江津高校卒業後)