たいれん さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
一度見てみると良いかと。
またもやの新海誠さん作の短編アニメーションです。
長さは6分と言ったとても短い時間ですが、
先に言っておきますが
その6分はあなたの心を動かすかもしれません。
言の葉の庭や秒速5センチメートルで気になって
新海さんの公式ホームページを見たのが
この作品を知ったきっかけです。
以前見たこと、今も見てる方は分かると思いますが、
新海さんの公式ホームページ右側の新海さんの作品が一覧んい並んでいるところから拾いました。
全世界公開ということになっていましたが、配信を終了しましたとなっていたので
他サイトを当たってみました。
この作品の一番の魅力は物語の世界に移入されてしまうことに値すると思います。
僕がまだ見ていない新海さんの作品は多数ありますが、
他とは(別の新海誠作品)違うナレーション台詞みたいなのが僕の第一印象でした。
今回のテーマは「家族」だと思います。
簡単に説明すると、お父さんとそのお父さんの娘による
現実的な日常生活のお話
年が経つにつれて、娘は変貌し、父親に対する思いが冷めていく。(反抗期的な)
それが駄目なことだって実は分かってるんだけど、何故かそうなってしまう...
そして、あることがきっかけに
それが返って、愚かな行いだったということに娘は気づき始めるのです。
内容はあまりうまく説明出来ませんが、
この6分間を通して僕が学んだことは、
「家族」をもっと大事にしていこうとのこと。
僕は人につべこべ言われるのにとても嫌悪で
母親にはよく指摘されると、怒鳴って言い返したり、
相手が不快になるようなことを言ったり、そっぽを向くような行為
をしてしまう様なことがあります。
その様な振る舞いはダメなんだということが分かっていても
ついカッとなってしまうんです。(その娘のように・・・)
ということで僕は多分物語の娘に感情移入したんだと思います。
大切とか大事にと言うか、何と言うか
具体的に
「家族」に対してもっと話したり、料理を作ったり、喜ぶことをしたりなど
色々考えて行動していける人に近づいていける様
意識していきたい。
再度言いますが、うまく説明出来ないけど
6分間でそんな風に思わされました。
おばあさんのナレーションが個人的に印象的です。
あと作画、作風は神です。
近代的で発達されたグローバル化された時代を表してるところも覚えていますね。
音楽はピアノの伴奏だけだったと思いますが、物語に適切でした。
観終わって知りましたが、娘役のキャストは秒速5センチメートルに
出演されていた方でした。
色んな見方がありますが、
長さはそんなありませんし、ぜひご覧になって、
この「だれかのまなざし」を堪能してみてるのはどうでしょうか?