退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1話EDのススメ→トゥモロウの入りにもいい意味で鳥肌が立った
このアニメを知ったのは歌からでした。
んー、アニソンにしてはモー娘に負けず劣らずでノリが
いいな、と思って聴いた曲に入るラブライブ
μ's (ミューズ)の文字。
で、悪くはなかったけど何だか1話途中で続きを見る気が
起きずずっと放置してたんですけど、アニコレで評判良さそうなのが
気になって続き見てみると――
意外にも面白かった。
何度か涙腺が緩む事も…。
正直歌だけで売った、可愛い女の子が歌って踊るだけのアニメかと
甘く見てたけど、きっちりポイントを抑えた物語になってたと思う。
序盤見た限りだと、スクールアイドルを目指す女の子3人が
とんとん拍子に上手い事いって廃校を阻止する、なんら面白みのない
展開だと勝手に先読みしてたけど、それだけじゃなかったようです。
盛り上がるのは3話ぐらいから。
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スクールアイドルを始めた切っ掛けは廃校の話からだったけど
その切っ掛けが霞むほどに皆一生懸命直向きにダンスや歌の練習に励む姿は
見ているこちらが応援したくなるほど、惹き込まれるものがありました。
初めの方は、主役の3人もどこか没個性で主人公不在のアニメだなぁ
とか思いつつ見てたけど、3話の初ライブでこの気持ちは一転した。
決しておちゃらけで投げださない思いの強さこそ彼女達の個性
だったようだ。
スクールアイドルと言う、然程遠くない目標に向けて頑張ってるって
いうのにも好感が持てました。
技術や才能じゃなく、純粋な努力とやる気が下地になってるから、
キャラが増えて以降も、嫉妬とか僻みと言った人間関係の負の感情が
浮き彫りになりすぎないで、どこかカラッとした気持ちで見続けられた。
ほのかのお父さんは顔を出さずにちらっと出たけど、
徹底して男キャラを出さないって姿勢も、きちんとターゲットが絞れてて
やりたい事にブレが無くていいですね。
まぁ、不満点を挙げるなら、
西木野真姫の声優がもうあんたはしゃべるな…と時折思ってしまうほど
ド下手だったのと、他の方のレビューで見た記憶があるのですが
最終話付近の{netabare}ことりの留学の解決展開が{/netabare}
雑だったことですかね。
うっかりこれだけは知ってたんですが、ホント今までの引っ張りは
何だったの?と思えるぐらい殊の外あっさり解決してて笑った。
矢澤にこはヴィジュアル的には群を抜いて可愛いかったですが
巷で流行ってたっぽい「にっこにっこにー」てのは個人的には
ちょっとやり過ぎ感があってステマ臭かったかな。
その他、褒めたい所は沢山あるんだけど長くなりそうなのでこの辺で。
とりあえず生徒会長の絢瀬絵里と園田海未と矢澤にこがキャラ的に非常に良かった。
絵が可愛いのもあるけど、個人的にはアイマスよりこっちの方が好きかも。
見た後、丁度もうすぐ二期があるらしいので楽しみです。