「精霊の守り人(TVアニメ動画)」

総合得点
80.8
感想・評価
1231
棚に入れた
6436
ランキング
437
★★★★★ 4.1 (1231)
物語
4.2
作画
4.2
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

のぶちか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なぜ巨乳・・・・

国を追われることとなった皇子と、それを守る女用心棒の成長物語。

作画のレベルが高く、田園風景は見ているだけでも癒される。
特に、精霊の世界の描写は、幻想的な空間がよく再現されていて、
このシーンをもっと見せて欲しかったと感じるほどだった。

また、女の武人を主人公に設定したというのは、新鮮で面白かったと思う。
そのバルサだが、武術に秀でているというのを通り越して、もはや超人的。
また、母親役としても類まれな才能を見せる。
さらに巨乳・・・・。なぜだ?
巨乳といえばパープリン女性という自分勝手な方程式(古いか)を崩されたのは、
風の谷のナウシカ(原作のほうね)のナウシカ以来。
ここは最後まで(自分だけかもしれないが)違和感があった。

他の登場人物も、12歳にしてリーダーとしての資質を備えた皇子や、
辣腕の呪術師など、ある意味完璧な人物を
中心にして物語が展開されていくため、
登場人物の心の描写が単調に見え、感情移入しずらかった。
ストーリーとしてよく考えられていると思うが、
安心してみていられる反面退屈することも。
物語の中盤で、皇子の賢さやバルサの強さなどを象徴するエピソードが挿入されるが、
物語の伏線となるわけでもないため、もそっと尺を縮めてくれたほうが、
自分としては視聴しやすかったと思う。

また、アンチ拝金主義を感じさせるエピソードが作品の随所にあるが、
印象に残ったのは、第1話のバルサの
「金があると、どこにいても同じ暮らしになってしまう。」という趣旨の
せりふ。これは名言だと思う。

以上いろいろ難癖をつけてしまったが、
人気書籍の原作のアニメ化とあって、最後まで
視聴することができた。

最後に、ひとこと
最終話で皇子が、私が違和感を感じていたはずのバルサの巨乳に
顔を埋めるシーンは
「役得だね、いいな~」と感じている自分が情けなかった。

投稿 : 2014/03/24
閲覧 : 360
サンキュー:

6

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