もぐりん。 さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

あいつを見るな！ロック！傷になる！！

１期の続編、分割２クールの後半13話～24話です、大きく分けて３部構成、

13－15話双子編
16-18偽札編
19-24日本ヤクザ編

っと言ったところ、１クール目と比べてもストーリー性が強く出ていて作品としては
２クール目の方がボクは好きです＾＾


13－15話双子編
人身売買で買われていった子供の行く末、苦痛から逃げるために自分の気持ちを壊して
全てを受け入れて殺戮マシーンと化した幼い子供達のお話・・・
壊れてしまった幼い子供が生きるために殺しをしていくところとか、身内を惨殺された
バラライカが私設軍隊を総動員して双子を追いケジメを付けるなど、衝撃的な内容です
双子の1人は終盤にロックと関わり子供の表情を見せるのですが・・・・


16-18偽札編
偽札編はこの３部作の中ではイマイチだったかな(;^_^A　でも教会でのドンパチは
面白かった(笑)　　内容的には偽札の原版を持つインド系少女？を拉致りに来た
金で雇われたロアナプラの連中とラストはダッチの魚雷艇でバトルって感じ？？
レヴィとエダが一緒に行動するとどこかコメディみたいで面白い！相変わらずトークは
面白いネ！　それと、エダの過去に少し触れてたのも良かったかな？今とはずいぶん違う
人生歩いてたんだね(笑)　どっちのエダが本当の姿なんでしょう？？　最後は出番の
少ないベニーがちょっといい思いをして終わり＾＾　ゆるいケド笑えた回かなｗｗ


19-24日本ヤクザ編
この作品の中では一番良かった、ロックの生まれ故郷である日本でのエピソード。
日本に進出しヤクザとの提携のため日本に訪れていたバラライカ率いるホテルモスクワ、
その通訳としてロックはレヴィと共に日本へ、　ロアナプラではタンクトップにホット
パンツ姿のレヴィが冬の日本ではモコモコの冬装束でなんだかカワイイのです(笑)
日本で知り合った少女は元組長の娘で正当継承者でありロックの敵だった、この回では
常に中立の位置にいるロックの立ち位置の悪さが露呈します、実家の前まで行って
元の平和な世界へ戻ることも無く、レヴィ達のように闇にトップリ浸かるわけでもなく・・
その後のロックの人生を決める重要な回でした、ラストはレヴィとヤクザの一騎打ち
なかなか迫力のある銃対刀のバトル！　この回の最後も衝撃でした・・・・・
全てが終わってロアナプラへ戻ったロックは魚雷艇の甲板でベニーから一通の手紙を
受け取ります、バラライカからです、中身は・・・徹底的です(;^_^A

それと、この回で間違いなくロックとレヴィの絆は深くなってますね、終始自分の役目
だからと言ってロックを守っています、気遣うそぶりもあって良い雰囲気でしたｗ
あれがレヴィのデレ期だったのかな？？(〃'∇'〃)ゝ　
それにしても一貫してバラライカさん無双！！強すぎてなんだか魅かれます(;^_^A


いずれのエピソードも加害者になってはいるが被害者であるのは子供ですね、間違いない
のは完全に大人の都合で人生を壊されていることでしょうか、子供は親を選べない・・・
胸が痛みますね、この作品は見る人を選ぶような気がします、ガンアクションだけ見れば
いいんですが内容は結構深くて全てがダーク、闇に続いている救いの無いお話ばかりでした・・