偽ニュー隊長 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
映像がすごい(75点)
全26話。
GONZO制作のオリジナルアニメ。
個人的満足点:75点
アニメ系統:SF
2011年秋に「ラストエグザイル-銀翼のファム-」が放送されると聞き
この作品があることを知り、急遽視聴してみた。
GONZOの10周年記念作品。
独特の世界観とちょっと複雑な設定のため若干取っ付きが悪い感がある。
まずは、簡単なあらすじと世界観を頭に入れておく観やすいであろう。
「アナトレー」と「デュシス」の2国が戦争を行い、
それを超技術組織『ギルド』が調停することで成り立っている世界。
アナトレーに住む「クラウス」と「ラヴィ」は自分たちの父親が残した
「ヴァンシップ」と呼ばれる小型飛行艇を駆使して空の運び屋を営んでいる。
そして父親たちが超えることの出来なかったグランドストリームと
呼ばれる大きな嵐をいつか越えることを夢見ていた。
そんなある日、前線で戦う空中戦艦に家族からの手紙を届ける仕事を引き受ける。
そして、クラウスとラヴィは戦争に巻き込まれていく。
とここぐらいは知っておくとつかみやすいかと思う。
私個人としては、話の舞台がつかめない状態でも問題は無かった。
それは、ヴァンシップ。
ヴァンシップが飛ぶ様を見ているだけでもワクワクした。
ヴァンシップでの緊張感が何とも好きだった。
そして、キャラクターにも助けられた。
ヒロイン「ラヴィ」の真っ直ぐで元気なキャラに好感がもて
ラヴィに引っ張られてぐいぐい視聴することが出来た。
中の人も個人的に好きな千和さんだったしw
中盤以降は物語のスピードも早く、飽きることなく視聴。
見逃さないようにしないと話についていけなくなる。
独特の世界なので10話以降は特に注意して欲しいところ。
そして、注目すべきは映像。
2003年の作品とは思えない。
かなりハイレベルな2Dと3Dの融合。
その中でのヴァンシップの戦闘シーンは圧巻。
私はこれだけで結構満足していた。
個人的には戦闘シーンはまだかまだかといつも待っている状態w
ちょっとキャラが多すぎる気もするが
なんとか主要キャラだけに絞ればいけるとは思う。
おっさんの記憶力ではさすがに全員の名前は覚えられないw
音楽は世界観にマッチしていて○
全体的には魅力的な作品だった。
こういう世界観が好きな方には結構はまる作品ではないだろうか。
銀翼のファムにも期待が高まる。
ただ、これ観て無くても大丈夫なのかなとは思う。
ほとんどが新キャラで引き続き出てくるのは2人かな。
ディーオとタチアナぐらいだと思う。
と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと
銀翼のファムにもラヴィを出せ!