dolcetto さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
恋と言うものに興味をもつ神様と人間の物語
主人公は同級生で結構モテる系の男の子に片思いするドジっ子少女。
ある日、川に落ちかけていた狐を助け、そのお礼に神であるうか様から1つだけ願いを叶えて貰えることになるが・・・{netabare}さすが、ドジっ子。取り返しのつかない願い事をしてしまう。結局、願い事を取り消して貰おうとするが、願い事は1つだけなので取り消す事も出来ず、{/netabare}神通力そのものを貰う事になる。ここから、神様と人間の物語が始まる。
キャラも主人公のドジっ子少女といい、その兄の中二病っぷりといい、友人や神様も神様でとても個性豊かです。何よりも、片思いの相手である男の子も鈍感ではあるが、とても良い性格でモテる理由も納得できます。
神通力を貰った事でドジっ子少女の起こすトラブルと、人間と深い関係になることを良く思わない他の神様により与えられる試練や意地悪。そして、ドジっ子少女と人間に神通力を与えてしまったうか様の出す答えとは・・・
分かり難い部分はありました。{netabare}例えば、兄は元々見えるのに妹には見える力はなかったとか、他には主人公の行動そのものに理解しがたいものがあったと思った人は結構いたのではないでしょうか?私はそこはドジっ子だからやっちゃうんだろうなと思って見てました。逆にそういうキャラでなければ、この物語としても成立しないでしょうしね。{/netabare}でも、最後は上手くまとまっていたと思います。