糖尿猫 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
死者の魂とは肉体を亡くした人の思いの塊のようなもの
原作未読。漫画版を少しだけ読みました。
死者の魂が見える赤い左目を持つ八雲が事件を解決していきます。
死者の魂がみえる赤い目ってだけでも気になるのに、1話の最後に出てくる謎の人物達も気になって全13話を一気に見てしまいました。
八雲は『幽霊』とか『おばけ』とか言わないんですよね。
一貫して『死者の魂』って表現するところがなんだかいいな~と思いました。
そして八雲を取り巻くキャラ達も面白かったです。
頭のネジが弱いのか?と言われてもめげないヒロイン晴香
何かと事件を八雲の元へ持ち込む刑事後藤
もしもし警察ですか?助けてください!!と言うヘタレ刑事石井
鑑識のようなことまでする万能妖怪じじい検視官畠
そして八雲の叔父で住職の一心。
八雲と一心の繋がりもすごくいいものでした。
また、脇腹ツンツンされて八雲が飛び上がる所と{netabare}八雲が母の涙を拭う仕草をする場面、母が八雲の涙を拭う仕草をする場面。{/netabare} なんとも切なかったです。でもすごく印象に残ったお気に入りのシーンになりました。
事件の真相は様々だけど、感動的な終わり方だったり少し悲しい終わり方だったり、救われないな~って思う話もありました。
ラスボス(?)戦が物足りなかったのがちょっと残念かな~。