「風の谷のナウシカ(アニメ映画)」

総合得点
90.7
感想・評価
1970
棚に入れた
12654
ランキング
50
★★★★★ 4.2 (1970)
物語
4.3
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.2
キャラ
4.1

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ネタバレ

しゅりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作漫画があるなんて…。

あにこれのユーザーの方なら大半は知ってそうなジブリの出世作です。
しかし、自分はこのアニメに原作漫画がある事をあにこれに来るまで知りませんでしたw
お恥ずかしいかぎりです…。

現在に至っても原作未読ですが、原作の評価が高いレビューを良く見かけますので
その内読んでみようと思います。


さて、劇場アニメとしてのナウシカですが、
約2時間の限られた時間の中で文明が一度滅んだ後の世界観をしっかり見せていると思います。
「何も考えずに文明を過信していると人類はこうなるぞ!」といった強いメッセージが伝わります。
しかし、腐海に飲まれた世界の中にもナウシカとアスベルが落ちた洞窟のように
瘴気を浄化している側面がある訳です。
ヒトが人間として地球で自然と共生していくことの大切さを教えられました。


音楽は宮﨑駿監督作品お馴染みの久石譲さんが担当されています。
物語の中で何度も流れる曲、「王蟲との交流」は
ジブリアニメの中でも1、2を争う名BGMではないでしょうか?
個人的には「メーヴェとコルベットの戦い」が気に入っています。
あと音楽ではないのですが、ナウシカ等の80年代アニメのSEは自分の脳に深くインプットされているようで聴いているだけで気分が良くなります。ある意味病的な想い出補正ですねw

声優は後のジブリ作品とは異なり、島本須美さんや榊原良子さん、納谷悟朗さん等
声優を本業としている方を多く起用しています。
最近の作品での俳優起用もフレッシュな話題があって良いですが、
やはり自分は本業で声優をされている方が演じるジブリアニメが観たいですね。


「アニメは文化」なんてキャッチフレーズが氾濫する原因を作ったアニメの一つだと思います。
これからもずっと評価されて欲しいアニメです。

投稿 : 2011/08/31
閲覧 : 418
サンキュー:

15

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