うち. さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
全26話観て振り返ると「あれ?俺、劣等生好きだったのか…?」となるけれど結局好きだったという話
魔法と聞くと嫌なアニメが連想しますが多分劣等生は違う意味で面白いでしょう。
漫画版を二巻読みましたが色んな意味で荒れそうで盛り上がるアニメだと思います、設定が多く難解でした。
追記:生徒会長は漫画版の方が可愛く見えますね。
妹は兄をよいしょする装置か何かですか?
お兄様は強すぎ、でもそこが良い。
追記:今までの感想
入学編:全編説明しているような回が多いですね、戦闘回でも地味な感じで達也が剣を持って戦うタイプではないので代わりに他のキャラが剣を持って戦っていました。
達也がどれくらい凄いか、どれほど無敵なのか・・・それを懇切丁寧に描写される為の入学編だったのでしょう。
九校戦:魔法を使ったスポーツをする回なのですが致命的な部分として「努力」していたという描写がありませんでした。これはスポーツを描写する上で最悪と言って良い構成です。どんなスポーツと関係ない物語でも必ず事前にそれに取り組む、意気込みというものがあります。「絶対に負けられない」とか「あのライバルには負けない」と言った熱さが足りませんでした(というより皆無)
九校戦がいまいち盛り上がらないのは「努力」という熱さが希薄というものあり、青春を捧げているというわけでもなく、競技における情熱もそれほど感じなかったのが原因かも知れません。
まあスポーツアニメではないのですが九校戦編でスポ根的な描写があったらそれはそれで観てみたいですが・・・CADの調整で選手が好成績を叩き出し、達也の株が上がる描写は「流石お兄様!」と、言わざる終えません。
横浜騒乱編が微妙なんですけどもう諦めました
総評
何が面白かったのか、分からないのが面白かったです(?)
キャラは主人公兄妹以外は少し薄味のポテトみたいな印象でしたが、無いと少し困る程度のキャラ達でした。
このアニメは一貫して主人公すげえええええとヨイショしていましたが実際問題、主人公が居なかったら困る場面というのはそれほどまりません。
主人公以外の魔法使いも個人によっては段違いの強さですし、そもそも魔法使いという存在が規格外なのです。
だから主人公が居なくてもそこそこのキャラ達が犠牲になるという結果になると思われます。
アニメ全体が主人公の凄さをアピールするかのような宣伝広告になるのはいかがなものかと感じました。
ストーリーは…実は結構普通です。主人公の活躍が尋常ではないので派手に見えるだけです。
日常→説明→イベント→敵来襲→撃退→日常→…と、王道な流れです。
結論としてはキャラは濃い、ストーリーは意外と普通。
では皆さん最後にこの言葉で、お分かれしましょう…せーのっ
「流石です!お兄様!」