退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
面白くない…ハズレだ (T_T)
1話は良かったんですが、徐々にジリ貧になってきました。
5話で視聴を断念…うーん、期待していただけにガッカリです。
(作中でウドと呼ばれる)魔術使い絡みの事件に対して、弁魔士
セシルが法廷で争い、活躍する。
そんなアニメだったはず。
しかし、蓋を開けてみれば裁判描写は超が付くほど雑です。
魔禁法第○○条~、裁判長!そんな言葉を並べ立てれば知的な
やり取りが成立する訳ではないと思い知らされました。
(Wikipediaをみても魔禁法が第10条までしか書かれていない。
背景設定を見る限りこれは薄っぺらいと言わざるを得ない気が…)
魔術使い+裁判、この組み合わせにはやや斬新さがあったけど、
魔術使いは、裁判設定の掘り下げからの逃げとも取れる。
苦しくなったら魔術バトルに逃げよう、という安易さが
そこかしこにチラつく。
そもそも主役のセシルが魔術使いウドという時点で
決して限定的なモノをやりたかった訳でなく、
魔術ものを盾に「何でも」やりたいいつものパターンに陥ったと
捉えるのが妥当だろうか。
また、史上最年少の有能であるはずのセシルのインテリジェンスが
一切感じられないのも残念な所。
焦点が絞りきれていないと、必然的に何かに特化した人物像って
きっと出来上がらない。
セシルは弁護士として有能?魔術使いとして有能?
弁護士として有能なら魔術設定は要らない。
魔術使いとして有能なら弁護士設定は要らない。
ちなみに、作中のセシルは弁護士としても魔術使いとしても有能っぽい。
じゃあ魔術使いまくって事件解決していけばいいじゃん、と思うんですが
出来ない理由が「魔禁法で禁じられているから」だって。
何だか説得力ありません。
魔禁法で禁じられてるなら、魔法使えなくなる例の手錠でもはめときゃ
いいじゃん、と思っちゃう。
魔禁法で禁じられている能力を主人公に付与してるのは完全に
蛇足だと思います。メインはきっとそこじゃないはず。
自分がウドだってばれると魔禁法に触れるから弁魔士になれない、
だから隠してる…とかだと納得行くんですけど期待に反して
この辺りもかなりオープンでした。
同じ破綻シナリオなら、ほっちびが可愛かった分、
まだ同時並行で作ってたらしい「ガリレイドンナ」の方が面白かったかなー。
最後に、関係ないけどOPのLiaさんが歌う
「JUSTITIA」って曲は結構好きだった。この人、声綺麗だ!
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以前のダークホースと期待!っていう記事消しました。
せっかく目を通して下さった方、居たら申し訳ありません。
件名にある通り、結果、自分的にはハズレでした。