ともゆき! さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
久しぶりに見返してみて。
当時のシャフトらしい作品。
久しぶりに見て、昔のシャフトの演出の仕方が楽しめた。
第1~2話 ひたぎクラブ
舞い落ちるひたぎの登場シーンが印象的でした。文房具の使い方も懐かしかった。
第3~5話 まよいマイマイ
吸血鬼、でも普通の男子高生そんな日常。
なんだかんだで困ってたらほっとけない。人を守ろうとし。そして感情的。そんな人間味がある主人公。自分は自分そんな阿良々木 暦だから戦場ヶ原 ひたぎは好きになったのかもしれない、興味が出たのかもしれない。阿良々木と関わってきた人との違いに
第6~8話 するがモンキー
神原 駿河(かんばる するが)の思いの裏と表。
人には思いの裏と表がある。それが日常で、それが普通で。自分で自分の言い訳をして、自分からも裏を隠してしまったり。
悪いことを隠したり、いいことを隠したり。捻くれてるのが人間。そんなお話だった。
ここでもまた阿良々木 暦への戦場ヶ原 ひたぎの言葉がこの話の印象を一気にひっくり返してくれて驚いた。
自分を犠牲にしてしまうほど、人を許せる器の大きさ。そんな阿良々木 暦。さすがにそこまで出来る人はいるのか(笑)
そんな男だからこそ、危なっかしい男だからこそほっとけないんだろうな。
第11~15話 「つばさキャット 其ノ壹」
羽川 翼(はねかわ つばさ)のストレスは恋か。戦場ヶ原 ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ)が阿良々木 暦(あららぎ こよみ)を一瞬で掻っ攫ってしまって恋が実らなかった。
恋ってなんだろうね。いつも思うことは自分に無い世界を持ってる人だよな。その人がいたら新しい世界に行ける的なのって多い。自分的にも。だから歳をとってくごとに減ってく気がする。
羽川は誰にでも優しかった。やっと一人が見つかった。
戦場ヶ原は誰にも関わろうとしなくて。ついに一人が見つかった。この差なんだろうな。
誰かに依存する。誰かに助けてもらう、誰かに言ってもらう、誰かにやってもらう。
でも最後は自分がやらなきゃ、言わなきゃ、決めなきゃいけない。
怪異って、呪いって誰かの弱さから来ている。人間って弱い。そして捻くれてて、そして人を妬み、人を拒絶したり、人を好きになったり。
最後に
話ごとにそろぞれのテーマが合ってそれがしっかり繋がっていて、そしてなんかしっくりくる。映像も、声優も、BGMも気に入りました。
めちゃオススメです。最初はわかりにくいんで1話とかで切ってしまった人はもったいない!