糖尿猫 さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.5
作画 : 2.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
原作ファンは完全に別物と割り切って見るしかないかも
原作ファンです。
内容を簡単にいうと↓
◆犯罪犠牲者の脳を解析して生前見ていた映像を再現して、それを元に事件を捜査していく【第九】と呼ばれる部署。
そこに配属された新人の青木。
小柄で、女性と間違われるほど美しい容姿の第九の室長、薪さん。(モデルはHYDE。作者談)
そして他の第九のメンバー達が難事件、怪事件を捜査、解決していきます。
全26話。アニメオリジナル回が半分程あったのですが、オリジナル回は序盤の数話以外見ていません。
原作回と比べると第九の仕事にしては内容が薄っぺらく感じたので・・・。
ちなみに原作回はこちら↓
{netabare}
2.3話 アメリカ大統領
5.6話 絹子と盲目の少年と犬
12.13話 貝沼
18~20話 電車バイオテロ(雪子さん登場!!
23.24話 天地
それ以外はオリジナル回だったはず。
{/netabare}
原作回は、『事件内容』は、原作にそっていましたが、捜査の過程、設定などの変更はあって少し残念。
でもそんなことより作画が残念すぎました。
薪さんのタレ目具合がひどい。
薪さんが全然美しくない!女性に間違われる位の美貌のはずなのに!ついでに雪子さんももっと綺麗!
その2人だけではなく、他のキャラ、生前の映像の描写、
様々な場面において原作絵の繊細な雰囲気がありません。
キャラクター達も、第九のメンバーが数人削られ、代わりにアニオリキャラが追加されています。
その追加メンバーによって捜査中の「これじゃない感」もありました。
(小池と今井の出番がほしかった・・・)
また、キャラの設定の変更があり、???と思うことも多々。(天地が青木の先輩とか。青木が姉を好きとか)
そして薪さんの性格がなんだか落ち着いていました。
激怒したり、怯えて震えたり、もっと危うさや脆さなどの描写が欲しかったです。
グロ描写はあれが限界ですかね。
あとこれはただの私の好みの問題ですが、薪さん役の関智一さん。好きな声優さんですが、薪さんとは少しイメージが違いました。
もうなんか・・・どうしても原作と比べてしまって、原作贔屓で見てしまうのでガッカリ感はすごかったです。
原作を知らない方は素直に楽しめる作品かもしれません。
ED曲は内容にあっていたように思いました。素敵でした。