糖尿猫 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
第一次大戦後のヨーロッパ
原作も含めこの作品の存在を全く知りませんでしたが、ミステリータグに惹かれて見始めました。
舞台も大好きなヨーロッパだったので本当に見てよかったです。
主役の日本人留学生久城一弥と、その同級生のわけあり天才美少女ヴィクトリカが色々な事件を解決していきます。
作画が綺麗でOP&EDも内容にマッチしてました。
ただの謎解きではなく、語り継がれるオカルト話や魔術が関係していたり、国の歴史が関係していたり。他の要素でも楽しめました。
早く結末を知りたいと思ってましたが、う~ん!展開がもっと早くてもいいんではないかなぁ?ともどかしく感じたり。
{netabare}
久城とヴィクトリカの関係が、様々な事件に一緒に遭遇していくうちにお互いに惹かれあっていくのですが、それをお互いにあまり言葉で表すこともせず、心で繋がっている。と感じさせられました。
(お互いもう惹かれたのか!?早くないか!?とも思いましたが。)
ただ途中で登場したアブリルの積極性にやきもきしたりも。
2人の事以外では、ブライアン×2がなぜあんなにコルデリアに固執するのかが分からなかったです。
同じ灰色狼の血を受け継いでいるから?たったそれだけであんなに?
ヴィクトリカに対しては、ヴィクトリカの父親の事も関係してか殺そうとしたりもしてたのに・・・。
大事な大事なコルデリカの娘を殺そうとする・・・う~ん。いまいちその心情が理解できなかったです。
グレヴィールとヴィクトリカの仲良しシーンが見れなくて残念だったけど、最後にグレヴィールが見せた優しさがうれしかったです。{/netabare}
その謎解き無理ある!と思うこともあったけど、どの話も面白かったです。
(時計塔の錬金術師の話が特にお気に入り!!)
ラストは素敵でした。