Lovin さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:永井豪
監督:博史池畠
シリーズ構成:兵頭一歩
キャラクタデザイン:川上哲也
制作:東映アニメーション
OP:「ロボットガールズZ」
by きかい♡少女隊
(本多真梨子、水瀬いのり、荒浪和沙、内田真礼、津田美波)
ED:「チームZのチカラ」
by ロボットガールズ チームZ
(本多真梨子、水瀬いのり、荒浪和沙)
{/netabare}
■主な登場人物{netabare}
チームZ{netabare}
Zちゃん(マジンガーZ)
グレちゃん(グレートマジンガー)
グレンダさん(グレンダイザー)
{/netabare}
チームG{netabare}
ゲっちゃん(ゲッターロボ)
ジーグさん(鋼鉄ジーグ)
{/netabare}
チームT{netabare}
ガイちゃん(ガイキング)
ガッキー(ガ・キーン)
バラたん(バラタック)
ダンダン(ダンガードA)
{/netabare}
地下帝国{netabare}
ドクターヘル
あしゅら男爵
{/netabare}
機械獣ガールズ{netabare}
ガラダちゃん(ガラダK7)
ダブラスちゃん(ダブラスM2)
{/netabare}
{/netabare}
■感想
原作「永井豪」とあるが、本当に原作があり、永井豪本人が執筆したのかは疑問が残る。モンキーパンツ{netabare}(ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!! ){/netabare}のように経歴の長い漫画家には、話さえ通しておけば自由に書かせてくれる人も居るようだし。
その永井豪が過去に執筆したロボットヒーロー達がロボットガールズとして登場する、本編とは趣の違うコメディ。本作品でも当然ロボットガールズが主役なのだが、あしゅら男爵を中心とする地下帝国がメインとなる話が多く、タイムボカンシリーズの三人組のように主役より存在感を誇示していた。
ロボットガールズは元となったロボットを理解できると名前には懐かしさを覚えるが、元ロボットの特徴的な部分をあしらった衣装を少女に着せただけの萌え系なので、ストーリー全体には余り懐かしさは感じられない。展開も違うので全くの別物として理解したほうが良いと思う。
絵だけを見ればパワーパフガールズZのような雰囲気を感じたが、内容は少し大きなお友達向けで、あしゅら男爵が意外に可愛かったりするので天体戦士サンレッドのような印象を受けた。かといってあそこまでスレた内容にはなっていない。
OPは、元々の曲をマジンガーZくらいしか覚えていないのでハッキリとはいえないが、うろ覚えだが「空に~聳える~」と聞き取れそうな部分があり、一部のメロディや歌詞が引用されているのではないかと思う。その辺りは、懐かしさを感じる世代へのアピールなのかもしれない。
これもうろ覚えだが、劇場版が公開されるという噂も小耳に挿んだ。是が非でも、というわけではないが、機会があればそれも視聴したいと思う。当然劇場でではなくレンタルDVDということになるのだが、TVシリーズのクライマックスではオリジナルと思われる敵キャラがそれなりの山場を作っていて、シリーズ物より劇場版のほうが面白くなりそうな要素を感じた。
ただあのクライマックスは、それまでのテンポとは異なり劇的な急展開だったので焦った、ということが無いわけではない。
■蛇足{netabare}
登場するロボットガールズの中で唯一バラタックの記憶だけが無い。
何となく・・・といった曖昧な記憶すらない。
{/netabare}