トゥーリータラー さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
綺麗だ、けれど心のダメージが・・・。
物語
なんていえばいいんだろう。視聴後、しばらく胸が痛かった。
鬱エンドという評判も聞くけれど自分はそうは感じなかった。感じたくなかった(笑)最後のシーンで主人公はようやく心の奥にあった思いに蹴りを付けれたんじゃないかと思う。それは前を見据えて歩き出せたということで、あの笑みは明るい未来を象徴しているんじゃないかと・・・。そう思わないと心がつぶれそうです。
声優
語りが多いアニメだけど、文字で読むだけでは感じることのできない心情や雰囲気が伝わりました。声優さんはやっぱりすごい。
キャラ
このアニメだけだと、キャラの深いところまでは感じ取れない。新海誠さん著の本をぜひ読んでみてください。アニメ→本→アニメで見るとキャラを深く読み取ることができました。
作画
なんだこの背景は!!というのが初見の感想です。本当に驚きました。
比べてキャラの作画は少し甘いかなあとも思った。でも背景と合わせてみると意外と溶け合っていてよかった。
音楽
One more time, One more chanceの入りは素晴らしい演出だった。BGMも文句なし!
いい作品だと思う。けれどアニメだけだと6割くらいしか理解できないと思う。ぜひとも本も読んでみてください!
久しぶりに再視聴してみた。(一年もたっていないが笑)
この一年で地元を出たり、大きな岐路を経験してきたからか、こういった「人生」を考えさせる作品は、前以上に心に響いた。
自分も、長年の異性の友人がいてお互い微妙な関係のまま離れ離れになってしまったが、彼女の「恋愛は県境を超えられない」という言葉が、この作品の再視聴でより重く感じられた・・・orz 友情なら大丈夫なのかな?笑
この作品は夢も理想も無くただ現実を突きつける作品だけれども、だからこそ自分を見つめなおすキッカケになるのかもしれない。鬱エンドとか、そういった軽い言葉で表せない奥深さを改めて感じた。
最後に、貴樹と明里の結果は必然だったのかもしれないが、もしかしたら違った未来もあったのかもしれないと僕は信じたい。
でないと、心が押しつぶされそうです・・・。