29号 さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
考えるな…感じろ!!!
原作は鳥居なごむさんのライトノベル。
全12話。
アニメーション制作はみんな大好き京都アニメーション。
「異界士」と呼ばれる特殊な力を持った存在が、「妖夢」という人間に害をなすものと闘うダークファンタジーらしいです。
[Wikiより引用]
京アニ初のバトルものとあって非常に興味深い作品です。
まず、この作品を視聴するにあたってですが、
「Don't Think Feel 」
これを忘れないでいただきたいですw
あれこれ考えたら負けですw
そうすれば楽しく視聴出来るはずです。
まず作画と声優さんですが、
作画はさすがの京アニさん。
キャラクターも可愛いく魅力的ですし、背景なのども終始安定して綺麗です。
バトルシーンは動き自体はスピーディーで良いのですが、モーションのバリエーションなどが単調な所が気になりました。
声優さんですが、
主人公である神原秋人の声を演じているKENNさんですが…正直なところ不愉快ですw
声のタイプは嫌いではないのですが、台詞がかなりの「棒」です。それなのよく喋るときた…不愉快ですw
もう1人の主人公栗山未来の声を演じた種田梨沙さんはあまり良く知りませんでしたが、良かったです。
さて突っ込んだ内容ですが、
{netabare}
私は特に眼鏡属性はございませんが、ヒロイン栗山未来は仕草や言動なども含め可愛かったです♪
ただ、男2人のキャラ設定がウザいですw
眼鏡フェチとシスコンをプッシュし過ぎ。
日常シーンでは別に良いのですが、シリアスな場面でも平気で多用してくる所に萎えました。
その他にもいろんなキャラクターが出てくるのですが、眼鏡とロリコンってワードしか思い浮かびませんw
ストーリーですが、異界士についてや、妖夢について、その他1人1人のキャラクターについてあまり語られる事がないので、世界観そのものを理解する事が難しかったです。
そして、心理的な描写が少なかったので感情移入する事が私はあまり出来ませんでした。
バトル、笑い、恋愛、シリアスな場面、感動する場面、日常シーンなど様々な要素がありゴチャゴチャして何をメインにしたかったのか良くわかりませんでした。
それでいてラスト3話ぐらいから急に話が動きます。
そして、さらに今までほとんど出てきてないキャラクターが突然登場したり、今まで語られなかった真実が急に出てきたりと忙しいです。
気に入らない点や伏線未回収も多々あります。
まず、栗山未来が自らの存在(命)を犠牲にしてまで神原秋人を守るに値する存在であるのか?という点です
ストーリーを見る限り、そんな描写やエピソードは少なかったので、今ひとつ私には浸透せずギャルゲーのように出会って恋に落ちてみたいな展開と変わりないと感じました。
また、栗山未来の境遇ですが、存在の消滅→生きているかも→生きていた→再び存在消滅→やっぱり生きていた…ナニコレw
そして境界の彼方は秋人の中に戻って結局なんの解決にもなっていないんですが…w
その他、
神原秋人はどうやって誕生したのか?
神原秋人の母ちゃんは何者?
名瀬泉も半妖?その後どうなった?
栗山未来はどうやって生還した?
藤真弥勒は何がしたかった?
挙げればキリがないwww
{/netabare}
最初の方はキャラクターも良くて比較的楽しく視聴していたんですが、ラスト3話でココから今までの伏線を回収するのは不可能だろうと悟り一気に萎えました。
本編とはあまり関係ないですが、6話は個人的に好きでしたw
必要な回かどうか言われたら不必要ですがw
キャラクター重視で視聴される方や、眼鏡属性ありの方にはオススメの作品です。