川端エリー さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
物語に魅了される作品
物語について;とても考えさせられる作品だった。確立された社会の中でそれを淘汰することはとても難しいと本当に思う。最近のアニメとは違いちゃんと内容がまっすぐしていて楽しかった。主人公のアカネがいつ真実にたどり着くんだろうとかコウガミと槙島はどうなるんだろうとか。
でもやっぱりワンシーズンでは難しい作品だったんだろうなーと思った。最後らへんがあやふやなのが本当にもやもやする。コウガミさんがどうなったのかとかあとは想像にお任せしますみたいなのが個人的にはうれしくない。でも物語の中間が本当に見ていて面白かった。特に10話から11話にかけて。
作画について;一貫してきれいだったと思う。すっごい崩れているっていう印象は受けなかった。ドーミネーターとかのエフェクトがすごくかっこ良かった。どこかで見た絵柄だなーと何となく懐かしく感じた。
声優について;見始めたきっかけがまさにこれだった。関さんが好きでなんとなく関さんのwikiをみたらこのサイコパスの記事があって、ついでに声優さんをチェックしたら、櫻井さんもいたのでとりあえず見始めた。
音楽について;OP、EDともに自分のドストライクゾーンだった。作中に使われている音楽もとてもよかった。近未来的な音楽っぽい。使われ方もとてもよかったと思う。
キャラについて;意外だったのはコウガミさんの性格だった。すごくクールなイメージしか持っていなかったので後半になってから熱血キャラっぽくなっていったのが意外だった。槙島のイメージはとりあえず一話を見た時点でなんとなくわかったような気がした。作画がとても似ていたので白蘭みたいなキャラなのかなーとか思っていたら5割くらいはそのままだった。宜野座さんが結構・・・・うん。ちょっとイラッとくるときがあったけど主観的な見方をしているので、もうちょっと客観視できたらまた違うキャラクターに見えるのかもしれない。
まとめ;個人的には最近みたアニメの中で一番面白い作品だった。周りの人にも見てほしいが、グロテスクなシーンが多いのでダーク系がだめな人にはだめなんだと思う。最後らへんが急ぎ足になってしまっていたのでもう1クールぐらいやっていたらもっと人気が出ていたのかもしれない。二期と映画楽しみにしてます。