らうめん さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
大人にしかできないこと、子どもだから押し通せること。
取り壊しにより、店じまいをした空き店舗が目立つようになった阿倍野橋商店街が舞台。
小学六年生のサッシとアルミの二人がパラレル阿倍野橋商店街に迷い込んでしまい、元の世界に帰るために奮闘(?)するという流れで物語は進みます。
一話ごとに違うテーマ性を持った商店街に行くのですが、
特徴的なのはパロディネタがごちゃまぜで出てきまくるということ。
私は好きでしたが、ごちゃごちゃしまくってるので人によってはオナカいっぱいになってしまうかもしれません。
あとは、サッシとアルミのこてこての関西弁による軽快な掛け合い。これは面白いと思います。
第一話の作画のクオリティーが滅茶苦茶いいです。そこはさすがガイナックスといったところでしょうか。
基本的にはやりたい放題な作品ですが、第七話からシリアスになっていきます。
最後のオチには賛否が分かれますが、
私はすんなり入ってきたので嫌いじゃないです。
現実を受け入れるということ。理想や妄想にしがみつくということ。それがどうにもならないのか、どうとでもなってしまうのか。
放送当時、小学生だった自分は登場人物であるムネムネさんにしか目が行っていませんでしたがww
中高生になってから見て、ちゃんと内容を楽しんだ記憶があります。