たにぐー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ただのラブストーリーじゃないよね
この作品見て、いの一番に思ったのは、OPどっかで聞いたことある。
そう、これ「TARI TARI」の1話で合唱部が歌ってたやつやん!
このときの、譜めくりしながら口ずさむ小夏は可愛かったぁ...これは良曲です。
と言うわけで、この作品は「TARI TARI」の原点なんだと思いながら視聴しました。(乃絵と和奏の声優さんも一緒だしね)
見終わって、メインは恋愛っぽいけど自分は高校生5人の成長を描いたものだと思いました。
そう思ったのは、恋愛メインの割にヒロイン達が主人公をどうして好きになったのかの過程が全然分かんなかった。
だから重要なのはそこじゃないのかなって個人的に解釈しました。
でも土台にあるのは恋愛なのでそれを通じて、人を傷つけ、それで自分も傷ついて...でもそんな負の連鎖の中で自分の本当の想いにしっかり向き合いながら成長していき、答えを出していく...なんか「ココロコネクト」を連想しちゃいました。
もっと言うと、「ココロコネクト」の『キズランダム』に似てるかなって思いました。
どっちも青春群像劇って言うらしいですけど、この作品で初めて青春群像劇って言葉を知りました。
最終回は賛否両論あるらしいけど、いちお前者かな。
いちおなのは誰を選ぶかまでは良かったけど終わり方がなんかもやもやした。
だからその後日談らしいドラマCDも聞いてみた。
そしたら、ちょースッキリして、ちょー満足。
こっちの方が本当の最終回な気がする。
だからドラマCDはオススメ。とくに乃絵のやつは是非聞いてほしい。
まさに心の震えるいい作品でした!