「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム(アニメ映画)」

総合得点
58.9
感想・評価
31
棚に入れた
219
ランキング
6469
★★★★☆ 3.4 (31)
物語
3.3
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.4

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ネタバレ

HG anime さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

サトシよ、もうちょっとポケモンバトルが上手くなってくれ。

この作品は『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』との同時上映であります。レビューもこれら2作品をまとめてここに記載します。人気投票では『白き英雄』の方に軍配があるようですが、基本的には同じストーリー。でもいくつか相違点があります。Wikiによると、
・『黒き英雄』ではゼクロムが、『白き英雄』ではレシラムがサトシに協力をする。それに伴い登場人物のセリフや重要アイテムに変化がある。
・一部の登場ポケモンが変化している(『黒き英雄』では色違いのゴルーグが登場し、『白き英雄』では通常色のゴルーグが登場するなど)
・『黒き英雄』には荒野に住む大地の民・セードが登場し、『白き英雄』では氷原に住む大地の民・オードが登場する。
・物語冒頭でドレッドが訪れる大地の民の集落が『黒き英雄』では氷原になり、『白き英雄』では荒野になっている。
・一部のシーンが左右反転している。
・一部のBGMが違う。
・エンディングの曲が違う。
・配信ポケモンに関する説明は『黒き英雄』はジョーイが、『白き英雄』はジュンサーが担当。
とありますね。

物語の舞台はアイアントオークという町。外観はどこかアラモスタウン(『劇場版ポケモンDP ディアルガVSパルキアVSダークライ』の舞台)に似ていると思いました。アイアントオークのモデルはフランスのエズという町のようです。

アイントオークの収穫祭記念バトルでサトシは相手のポケモン ダイケンキ と対戦する場面があります。サトシはポカブを使って対戦。ダイケンキとポカブでは、最終進化系ポケと進化を一度もしていないポケの大きな実力差があるのは明らかだし、炎タイプと水タイプなのでポカブにとって相性も悪い。ポカブは少し緊張しているようだった。
サトシ「大丈夫だ、オレ達の力をみせてやろうぜ!」
ポカブ「カブ!」
サトシ「よーし! “ひのこ”だ!」
(当然、全く効かない)
サトシ「だったら、“たいあたり”だ!」
・・・サトシさん、それないっすよ^^; でも本人は大真面目でバトルしてるから、そっとしておいてあげます(´・ェ・`)。 (まぁ正直大爆笑しましたがね。)

それにしてもエモンガとズルッグは相変わらずかわいいですね。ピカチュウも安定の可愛さ。声優の大谷育江さんは天職ですわ。“ピカチュウ”という言葉ですべての感情を表現しちゃうんだもんな~ 物語の最重要人であるドレッド・グランギルの声優はつるの剛士さん。分不相応だろうと思っていたが、案外違和感がなくて良かった。
しかしヒロインのアイリスのキャラデザの悪さはどうにかならんのか・・・? 彼女は彼女で魅力はあるんだけど、どうしてもヒカリやハルカと比べてしまう。
ぜクロムかっこ良すぎる。伝説ポケのなかでも個人的にはすごく気に入ってます。あの尻尾がキュイィィーンって回るところなんかは胸アツですわ。CGもうまく組み合わせてあって、すごくかっこいい尻尾になってますね。
ストーリーもビクティニを軸に筋が通っててイイと思います。終盤でサトシが力尽きた場面は『ミュウツーの逆襲』の最後のシーンとデジャブでした。
総じてストーリーもグラフィックもかなりいい。

劇場版ポケ作品の中でも良作の部類に入ると思う。

追記
一番最初の『黒き英雄』と『白き英雄』の相違点のくだりで気づいたことがあるので更新しておきます。これはWikiをコピペしたものですが、この内、上から2番目の箇条については現時点のWikiには誤りがあります。ただしくは、『白き英雄』ではゴルーグが、『黒き英雄』ではサザンドラが色違いです。確認したので間違いありません。
私がWikiを正しく編集し直しておきました。(投稿当日追記)

投稿 : 2014/03/09
閲覧 : 463
サンキュー:

2

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