wjk_anima さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
青春の光と影…
作品を見ている内に、あの頃の自分を投影しつつ、身につまされる思いがした…
火憐『 はがゆし はがゆし はがゆしぃ~… 』
月日「 にぃチャン、 はがゆい 歯痒ぃ はがゆいょ… 」
暦『 育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めない… 』
『だが,しかし、人生とは 陰を知る事で,光のありがたさを知る事が出来るのさ… 』
『 決して理屈じゃなく…自分で背負って歩んで来た道標だからこその気付きってヤツを…』
『 視る人によっては、主人公を、じれったい…もどかしい!苛立たしい!等と切り捨てるやも知れないが… 』
『 真理がいずれ導いてくれるその日まで、読解力を磨き続ければ,日進月歩…自ずと路はひらかれる…筈 』
『 いつの日にか、また巡り遇えたら、幸運を祈る… 』
★ 新海誠 アニメ 映画 作品 歴史!★
①『 彼女と彼女の猫 』 2000' 製作
②『 ほしのこえ 』 2002' 製作
③『 雲のむこう、約束の場所 』 2004’製作 アニメ 映画 続く事…
④★『 秒速 5センチメートル 』★ 2007年公開!ジャパン アニメ映画 作品!★ 監督:新海誠 ★
同年、アジアパシフィック映画賞において “ Best Animated Feature Film ”受賞!
キャッチコピー 【 どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか 】
★【 ストーリー 】★
本作品は、
◆「桜花抄 」約28分,
◆「 コスモナウト 」約25分,
◆「 秒速5センチメートル 」約15分,
以上、3本の短編にて構成されている。
◆《 桜花抄(おうかしょう) 》
東京の小学生・遠野貴樹と篠原明里はお互いに対する「他人にはわからない特別な想い」を抱えていた。小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことがなくなってしまう。貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木の明里から手紙が届く。それをきっかけに文通を重ねるようになる2人。
しかしその年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。鹿児島と栃木では絶望的に遠い。「もう二度と会えなくなるかもしれない……」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。しかしその約束の日、関東では大雪となった。当初の予定は列車の遅延で大幅に狂い、時間だけがただ残酷に流れていく……。
貴樹と明里の、再会と別れの1日を時間経過とともに描く。
◆《 コスモナウト 》
種子島の高校3年生・澄田花苗は、中学2年の春に東京から転校してきたクラスメイトの貴樹に恋をしていたが、告白できずにいた。しかも、卒業を控えながら自身の進路についても決められず、趣味のサーフィンでも波の上に立つことが出来ないというスランプに陥っていた。そんな折、貴樹が卒業後に東京の大学へ行くと知った花苗は、再び「波の上に立つことができた」そのとき、自身の想いを貴樹に告げようと決心する。
◆《 秒速5センチメートル 》
貴樹は高みを目指そうともがいていたが、それが何の衝動に駆られてなのかはわからなかった。ただひたすら仕事に追われる日々。3年間つき合っていた女性からは「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった」と言われ、自身の心が彼女に向いていないことを見透かされてしまう。貴樹自身も自分自身の葛藤から、若き迷いへと落ちてゆく。しかし、貴樹の心は今もあの中学生の雪の夜以来ずっと、彼にとって唯一の女性を追い掛け続けていたのだった……。
一方、明里は…。
大人になった彼らの自らへの自問自答を通じて、魂の彷徨を描いた表題作。
★《 私が作品を見て感じた印象、その他 諸々… 》★
2月の豪雪を経験した上で、たまたま視る機会が訪れた訳ですが、
季節的にも良いベストな選択だったと幸運に思えました!
感慨深い物語構成上…視聴対象者をあえて云うなれば、社会人として最低10年以上…世間の波に揉まれて来た(自立)人間のフィルターを通して幾重にも響き渡る何か?を、感じ得られるのでは、無かろうか !? (自立した20代後半以上の方…)
★つまり、まだ,自立出来ていない青二才!〔 親のすねかじり虫 方… 〕
理解が不可避な事象なのでしょう…人生の機微と申しますか 侘寂(わびさび)を羽織りて頂に立て!★
それ故、あえて云わせて貰うなれば…『 少年よ!大志を抱くだけで甘んじる事なかれ! 君は,まだ若ぃ…が,しかし、老いるも光陰矢の如し! 』
「 上記内容を満たし…過去を振り返る心の余裕〔余白は在るが…どこかに想いの欠片を忘れてしまっている貴方様へ, GIFT for … 〕 」
自身が歩んだ軌跡を辿る…感慨深い(淡く,おぼろげな記憶の旅路)モノクロームセピア色したノスタルジックな… “ MISSING PIECE ”
余りにも内容が深く様々な要素が含まれてて,gdgdと観想(感想)を述べるのも如何かと思ぃ…物語(考察)の要素をコトワザ〔英語〕交じりで遭えてしたためた!
★ “ Variety is the spice of life.” 色々あってこその人生!多様性は人生にとっての香辛料である…色々な事があって良ぃんです!★
★ “ Let bygones be bygones. ” 過去は過去! 様々な過去を忘れる事は出来ないけれど…それはそれとして、一番大切な今(現在)をしっかりと生きて行きたいものです!過ぎ去った事は過ぎ去った事として、今を強く生きて行きなさい。★
★ “ Experience is the best teacher. ” 経験は最良の教師である! 何事も経験が大切でしょう…★
★ “ Life is a shadow. ” 人生は影である! ★
★ “ Everything must have a beginning. ” 何事も,まず始める事(最初の一歩)が必要という事でしょう…★
★ “ Nothing is so certain as the unexpected. ” 確かなものは何も無い…予測出来ない!
この世の中において、これから起こる事を予測出来なくても,予期しない事が起きても、人は対処しなくてはならないのでしょう!★
★ “ He who makes no mistakes makes nothing. ” 何も間違い(失敗)をしない人は、何も作り上げない(成し遂げない)★
★ “ One man's fault is another man's lesson. ” このことわざは直訳では、ある人の間違いが他の人の教訓となる、となります。日本語のことわざに、人のふり見て我がふり直せ!とあります。★
★ “ It is no use crying over spilt milk. ” 覆水(ふくすい)盆にかえらず!
これは、こぼれたミルクをなげいても役にたたない、となります。日本語には、覆水(ふくすい)盆にかえらず、があります。失敗したり、間違いがあって失ったものは元の通りには戻りません!このことわざは、いつまでも嘆いていないで失敗をこれから(次)に生かす(つなげる)ようにと薦めているのでしょう。また、こぼして嘆かない様に先によく注意しなさい!ともなるでしょう…。 ★
★ “ Bad luck often brings good luck. ” 災い転じて福となす!この英語の意味は、不運はしばしば幸運を運んでくる、となります。様々な意味で、不運の時が大きなチャンスにもなるのでしょう…。★
★ “ Rome was not built in a day. ” ローマは一日にして成らず!この有名なことわざは直訳では、ローマは一日では作られなかった、となり、いわゆる、ローマは一日にして成らずとなります。偉大なもの(都市)は短期間(一日)では完成出来ない、長い期間が必要である、という事でしょう。人間(人間性)も一日(短期間)にして成らずでしょう…。★
★ “ Plowing the field and forgetting the seed. ” 仏作って魂入れず! 直訳すると,畑を耕して種まきを忘れる!となります。この人生において一番大切なものを忘れない様にして生きて行きたいものです…。★
★ “ Things are not always what we shall see. ” 物事はいつも見かけ通りとは限らない!見た目も大切な要素に違いないでしょうが、しかし本質は見かけ通りとは限らないという事でしょう。物事の本質は見かけの向こうにあるものでしょう…。★
★ “ Living well is the best revenge.” 立派な(善い)生き方をする事が最良の報いである!立派な(よい)生き方とはどの様なものでしょうか?ひとまず今日の日常をそれなりに精一杯生きられたらよいと思えるのですが、近年の社会の激しい変化や異常な出来事の中で、ごく普通の事がとてもよい事の様に感じられます…。★