ちゃんもり さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
くたばれブリキ野郎
宇宙の最果て。人類銀河同盟は謎の宇宙生命体、ヒディアーズとの
終わらない戦いに明け暮れる。同盟所属の少尉、レドは作戦
遂行中のワープ事故で、予定外の場所に飛ばされる。そこは、
見たこともない翡翠色の水で満たされた惑星。
仲間から遠く離れ、言葉も通じない未開の星で、レドの
新たな生活が始まる。
さて、冒頭の宇宙空間での、異形の生命体とのメカ戦闘。
どこのマクFかと思いましたが、どうやら舞台はどっかの
星に移ったようです。めっちゃ作画良かっただけに宇宙空間での
戦闘シーンもうちょい観たいなぁ・・・と思いつつ、
物語が始まります。
まず、作画もさることながら色彩計画がまことに美しいと
思います。色使いがなんかジブリっぽいと思ったのオレだけ
ですかそうですか。OPはみのりん好きなので◎。
最初レドと現地人の言葉が通じないとことか、こういう
細かい演出いいですね、好感持てます。
レドとエイミーの会話がたどたどしいとこがイイd(・∀・)!
CMのアイキャッチもすごい雰囲気に合ってていいです。
こういうとこにこだわりが出るんですよ!
さて、本作の注目点は何と言っても、ダークな脚本で有名な
虚淵氏が一体どのような惨劇をもたらすのか・・・キャラの
どのセリフが死亡フラグなのかに怯えながらも怖いもの
見たさで観てしまう・・・ということはなく、今回の氏は
大変爽やかなお話を書いてくださってます。
お話の構成はさすがでございます。
ヒディアーズの謎が明かされる回はもう絶望感フルスロットル
です(;・Д・)
そして正義の杉田ロボ!チェインバー!
チェインバァァァァァァァァ(。゚>Д<)!!!
まぁ1クールなのでもう少し掘り下げが欲しかった気も
しますが、十分に感動できるクライマックスでしたね。
お話はレドが兵士から一人の「人間」としての自分を
自覚し、新たな一歩を踏み出したところでエンド。
続編も決まったようですし、今のうちに観てない人は
観ておきましょう♪