のぶちか さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ほむら・・・・がんばれ・・・いや、そんなに背負わないで・・・(涙)【改】
この作品の概要については
他のレビューで語りつくされていると思うので
省略します。
とにかくほむら持つ魔法少女の中でも特殊な能力ゆえに
人間世界の運命を決める鍵を持たされ
一人で懸命に戦わされているように思えた。
何度がんばっても最初からやり直しさせられる姿を見て
不覚にも泣きそうになりました。
また、さやかが魔女になってしまうシーン、
これは歴代名シーンに語りつがれてもよいのではないでしょうか。
とにかく自分の胸が張り裂けそうになりました。
本当に悲しくて、これも泣きそうになってしまった。
そして最後に主人公が考え付いた
「その手があったか」的な解決方法は
笑点でうまいこと言われた後のような感覚でした。
人物の作画は自分の趣味にあわなかったのですが、
それを忘れてしまうほど感動的な作品でした。
また、魔女の世界の描写やオープニング、エンディング曲も
作品の世界観を一層膨らませているように感じます。
非常に高い水準でさらにバランスがとれていると思いました。
自分としては、おそらく名作として語り継がれると思っていますが、
脚本の虚淵玄氏は
その評価には10年ぐらいかかると
謙虚に発言していたのが印象的でした。
また、作品の良し悪しと話数(これは12話)の長短は
全く関係ないということを改めて強く認識しました。