北山アキ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
媚びない冒険ロマン
スケールが大きい冒険譚を最後まで身体言語を描ききっていて気持ちがいい。
(亡念のザムドってなんでこういう方向性にしないでめんどくさくしたのか)
設定は劇中であまり説明されないが、理解して無くても急展開して筋が見えなくなるということはないので、あまり気にする必要はない。
(てゆうか僕がそんなヤツなだけかも。あんま「エグザイルって何?」とか興味沸かなかったし、舞台がどこで、最後どこに行ったとかもよく分からんまま観終えたが、別にそういうとこ観てたわけじゃないからどうでも良かった)
見所としては、
26話あるので、群像劇的にキャラが掘り下げられ、しかもカッコイイやつばっかりなのがいい。
ラヴィ、ディーオ、ルシオラ、ソフィア、モラン、整備班、ヴィンセント、マドセイン、アリスティア、ウィナに至るまで良かった。
アレックスは喋らな過ぎでずっとどんな奴か分からなかったが、最後の行動でそれがアレックスの全人格だったんだと分かって良かった(それまでが長い)。
ちょっと残念なのが、感情の薄い主人公と折れて失速したタチアナなんだけど。
萌え狙いのあざとさがなく、直球の冒険活劇として年齢性別を問わず楽しめると思う。