Lovin さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
監督:元永慶太郎
シリーズ構成:上江洲誠
キャラクタデザイン:平山まどか、堀井久美
制作:ティー・エヌ・ケー
OP:「初恋パラシュート」
by 橋本みゆき
ED:ヒロイン達のキャラソンっぽく多いので割愛
{/netabare}
■主な登場人物{netabare}
元ヤン(らしい。主人公)
よく居るハーレム主人公
財閥令嬢
所謂ツンデレ(らしい)
タフな妹
PC版、CS版、TV版でそれぞれ性格や生い立ちが違う(らしい)
{/netabare}
■感想
原作ゲームは未プレイでレンタルDVDを視聴。
正直余り細かいストーリーを覚えていないが、ハーレム作品だったことは覚えている。序盤はヒロイン達をメインとした自己紹介的展開、途中あれやこれやと恋愛の駆け引きがあり、最終的に嫁を一人選ぶ、そういったハーレム作品のテンプレート的な物語だった。
「優しさ」の名を借りた、よく見れば優柔不断なだけの主人公、態度の違いはあるにせよ、主人公に対する一途な思いを捨てきれないヒロイン達。これをハーレム作品と呼ばずして何をハーレム作品と呼ぶか、というくらい印象には残らなかった。
それに本作品では主人公が結論を出すが、「あの問題さえ解決すれば」という私の懸念も、何かあっさり解消されてしまった上、「ならば絶対にあの娘しかいないだろう」という私如きの予想通りの結末になってしまったので、余り高い評価を与えたくも無い。
確かにキャラデザは結構好みだったし、割と綺麗な絵柄だったので見易いのだが、レンタル権争奪戦を闘った甲斐を感じることが難しい作品だった。雑なエピソードも無かった印象なのがせめてもの救いか。
ToHeartやSHUFFLE!が好きな方にはお奨めできると思うが、同じゲーム原作で私の評価が高めなefや君が望む永遠が好きな方にはお奨めできない少し残念な作品、という印象。
■蛇足{netabare}
タフな妹の中の人はあのライフライナー。
私の評価は元々それ程高くないが、あるサイトのせいで印象が悪くなった気がする。
それでなのか、あの超有名作品も何故か評価が高くない。
{/netabare}