kuroko85 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
現代版 ケインとアベル
この作品を見終わった時のどっしり感は予想通り大きかった。
この場合の予想とは、見る前の評価ではなく、1話から徐々に
積み重なっていく、蓄積度合いと言う意味だ。
ここまでのどっしり感は「甲殻機動隊」や「カウボーイビバップ」等
数えるほどしかない。恐らく私の片手の屈指(ベスト5)だ。
そう、ここまでの充足感を得るためには2つの要素が必要なのだ。
それは1話毎のクオリティが高いのは言うまでも無く、
それらが蓄積やフラグや連鎖のように、お互いを高め
質量を倍増する事だ。
甲殻における「笑い男」、ビバップにおける「ビシャス」と同様、
この作品にはマキシマという人物がそれを司る。
独特の世界観、「シヴィラシステム」「ドミネーター」
「サイコパス」等もとてもよく構築されている。