退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
絵で見る・エロ耐性がある・バカなノリが好きな人には気に入られるかも
面白かったです。
絵が可愛かったのでどんなに内容が悪くても見れるだろうと適当に
見ていたのですが、意外にも沢山クスリと出来ました。
他の方のレビューにやや言葉は悪いですが「愛すべき糞アニメ」という
言葉に共感を覚えました。
1話前半「人生は選択の連続である」て下りを妙に引っ張ってたから
もしかしたらココで脱落してしまった方もいるかも。
(私はココで「あれ?見るアニメ間違えた?」と切りそうになりましたが、
後半はきちんとコメディやってくれます)
内容を簡単に書くと
主人公の甘草奏は「絶対選択肢」という呪いに掛っています。
この絶対選択肢は神出鬼没なタイミングで奏の脳裏に浮かび、
発動した時には、選択肢に必ず従わなければならないというもの。
この呪いを解くため、という道筋がきちんとある上でコミカルを
やっていたのでラストまで、楽しんで見る事が出来ました。
「選べ!」て選択を迫る中田譲治さんの渋い声を聞くだけで、
選択肢の内容がつまらなくてもお約束って感じで笑える。
唐突に降ってくる選択肢が流れを切らないって意味でも
うまく作用していたように思います。
ツッコミも光る所が多々あった。
{netabare}
遊王子のお母さんにアバズレンZとかいう媚薬を飲ませて・・・
「つーかお前は元アイドルに何してんだ!」
「元アイドルも今は知的で聡明なニュースのコメンテーターだけどね」
「キャラ的にもっと駄目だろ!」
の下りとか
偽札を作る玩具を見せて・・・
「これ?本物」
「それ、お札を作って遊ぶ、札ルンデスって玩具」
「事件じゃねーか!」
の下りとか
{/netabare}
テンポが速くて言っている意味が分からない事とかたまにあるけど、
後々よく考えると光るやり取りが結構ある。
まぁでも正直、7割激滑って3割笑えるって具合。
作者の方もどうすれば人を笑わせられるか色々模索して作った感じを受けました。
お馬鹿ではあるけど、やや挑戦的な作品。
白豚くん、可愛いですね。
最終話で出てきた時は笑った。
見る人を選ぶアニメである事は間違いないでしょう。
見所はまだあるけど、ショコラと雪平の変声もクセになる
要素の一つかな。10話しか無くて残念です。