月夜の猫 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
其々の拙い想いがとても可愛い♡
数話視るとガッカリしましたが・・其の先は・・ハマる
ファンタジーな世界観での恋愛にウェイトを置いた物語。
過度の期待をせずに そんなに面白いの?別に暇だから
視てもいいけど?位のスタンスだと良い感じで泣けるかも?
序盤の如何にも中学生的なフラストレーションの描写が
極端で視聴意欲を粗がれる方も多いと思いますが・・
徐々に深くハマり毎話涙腺崩壊警報が・・切ない内容が
多くて・・でも優しさを感じる内容でもある。
序盤に人数合わせ的だったり幅を拡げる為?のキャラなどが
中盤以降確りと活かされていき・・何とも言えない展開に・・
正直なところ 此処まで面白くなるとは思って無かった。
「先島 光」「向井戸まなか」「比良平ちさき」「伊佐木 要」の4人
を軸に展開するのだけど「木原 紡」との出逢や「先島 あかり」
の結婚問題等から「おふねひき」を実現させようとする辺りで
略方向性が決まっているものだと思っていた・・っが・・
1クール終わりに近づく程に・・このまま終わる訳ないな・・
陸と海の問題を冬眠だのうろこ様だのだけで2クール持つはず
がない・・まさか・・まさか・・と思ってたら・・やはり・・
1クールの区切りがあんな事になるとは・・そうなるともうね・・
当然のようにちょい役だと思ってた「潮留美海」「久沼さゆ」が色々
な想いを胸に5年という歳月を過ごして成長していたり「ちさき」
が・・「紡」が・・という解りやすい流れの作り方・・泣けます。
だって・・このパターンは・・ちさきと紡は鉄板・・光とまなか
はどうでも良くなっていて(鉄板過ぎ)残された要とさゆには・・
未だ物語があるけど・・美海は・・やばいパターンじゃないか?
最も効果的に消去される可能性も僅かだけど残っていたり・・
其処はもう・・最後まで気が抜けなかった・・
初めは光が結構苦手で・・まなかはウザくて・・典型的に私が
嫌いな主人公とヒロイン?って感じだったけど・・光は良かった。
まなかは折角物語を盛り立ててる人たちの邪魔には成らない程度
の範疇でよかったかなw二人共序盤のブラフが聞いていて後半に
確り活かされたか・・そういう意味では大人っぽかった筈の要君
も・・巧く後半で活かされてたかなぁ~。
キャラクター原案はブリキ 可愛すぎだけど効果的だと思った。
ファンタジーとはいえ海中でのシーンが多い中で作画は綺麗で
動きも柔らかな感じがして結構良かった。
音関係も結構印象に残り易く映像を効果的に魅せてくれた感じ。