いおりょぎ　 さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

いや～面白いですね(*^_^*)　原作知らなくて却ってよかったかも(^^ゞ　（視聴完了　総評追記）

原作未読。

全話視聴しました。

全体を通してやっぱり面白かったと思います。

お話としては、同類の作品と比較してもすごく良かったとまでは言えませんが、やはり作画や演出がとても良くて全体としては良作でした。

そしてベテラン声優陣のお陰で、作品全体を底上げしていてストーリーにも厚みが増した感がありますね。

多分少数意見だと思いますが、途中の雪音が堕ちる回では、正直もっと深堀して欲しかったと思ってしまいました。
まあ原作通りなら仕方ないですけど…。

でも、漫画原作のアニメ作品としては良質だったと思います。

二期があるなら見ますよ！！



以下初回レビューです。


今週１～６話まで視聴しました。

今になってからようやく見始めました。
ま～、例によって「タイトル」でイメージが掴めなかったのと、1話の冒頭5分がちょっと分かりにくかったので、今まで見てませんでした(-_-;)

あにこれの皆さんのレビューでも、すごく高評価って感じでもなかったのですが、とりあえず気になって見始めたんですが、ズバリ面白いです！！6話まで一気見してしまいました(^^ゞ

「ノラガミ」って多分「野良神」って意味ですよね。（違ったらごめんなさい(>_<)）
野良っぽい？風情の下級？の神様「夜ト」と「夜ト」のせいで、生きながら霊界の世界が見えるようになってしまった女子中学生「壱岐ひより」たちが妖怪退治したり、他の神々たちと接したりして繰り広げられる神様や妖怪の世界のお話みたいです。

「青の祓魔師」と「境界の彼方」を足して２で割ったような世界観ですかね…。「青の祓魔師」では、どっちかっていうと悪魔（サタン）側の視点でしたが、今回は神様側の視点です。でも「夜ト」のキャラは「青の祓魔師」の「奥村燐」とちょっと雰囲気似てるかな。。。
また、「壱岐」の魂が抜けやすくなった状態は「半妖」というらしく、「境界の彼方」で出てくる妖怪の世界と近いかもです。
多少込み入った世界観なので、理解するのにちょっと頭使いますが、過去に同類のアニメ見てれば、わりと飲み込みやすいです。

アニメ制作は「ボンズ」ですね。
ボンズって「エウレカセブン」の原案つくった会社ですよね。サンライズ系の子会社？って思ってたんですが、なかなかいい仕事してます。

作画は、かなりいいです（☆ω☆）
シャープなイメージの作風ですが、キャラのイメージに合っていて、丁寧で描き込み度も高いです。

原作未読ですが、漫画の世界観はできるだけ損なわずにアニメ化できているイメージがあります。
「青の祓魔師」では、原作読者からは辛口コメントが多かったようですが、本作はどうでしょうかね。

監督のタムラコータロー氏は初監督のようですが、6話時点では、なかなか頑張っていると思います。
原作がいいのだろうとは思いますが、神様や妖怪や神器（神様が使用する武器）の話を上手く展開していて、先が気になるストーリーになっています。

そして声優スタッフが豪華ですね！！

夜トは神谷浩史さん、ひよりは内田真礼さん、雪音が梶裕貴さん他、豊崎愛生さんや小野大輔さんらも出演されてます。

神谷さんはリヴァイ兵長の残像が残っていましたが、夜トとの相性は抜群で、２話くらいですんなりキャラに馴染みました。
内田さんは小鳥遊六花なんですよね。いや～本当にキャラの使い分けが凄いですね～。
そして梶さんなんですが、本作の「雪音」のキャラが一番合ってるんじゃないでしょうか。
幼くて寡黙な雰囲気が、こんなに合っているとは思いませんでした。アリババくんは喋りすぎなんですよね。
皆さん掛け持ち作品が多くて本当にビックリしますが、本作のキャスティングは素晴らしいと思います。

OPは作中のイメージを表現したロック系の曲ですが、個人的には今一ですね･･･。
一方のEDはsupercell　ryoさんプロデュースのTiaさんが歌っています。ryoさんは初音ミクの楽曲からメジャーデビューして「ギルティークラウン」でOP・ED始め作中の楽曲を提供されたんですが、個人的に大ファンだったので、EDが流れた時はすぐにryoさんの曲だとわかりました。
ボーカルはTiaさんに変わりましたが、「ギルティークラン」時のこゑださんと似た声ですね。とてもいい曲だと思います(*^_^*)

作画も脚本も良く原作未読ですので、ストーリーも気になり、また楽しみな作品が増えました(^_^)

今期が忙しくなってきました(^^♪