要 塞 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
理想は現実に求められるのか?
前期よりもパワーアップしたと感じたもの、それは人の心。
「葛藤」や「迷い」、「不安」などの人間ならだれでも持っていたり
経験したことがあるもの。
これこそがこの物語の敵役といってもいいと思います。
そのストーリーが前期よりもさらに重厚になっていて、
私自身もいろいろ考えさせられる回がありました。
神のみシリーズ恐るべしといったところです。
前期レビューには書きませんでしたが、
主人公に決めゼリフがあるというのは、やっぱりいいですね。
世の中には様々な決めゼリフがあります。
例えば、
「倍返しだ!」とか「この紋どころが目に入らぬか!」
アニメ作品では、
「まずはそのふざけた幻想を~」とか「✝エーイメン✝」とか
「絶望した」とか、その他いろいろ、
すぐに思い浮かびませんが他にもいろいろあるじゃないですか!
この作品の「エンディングが見えた」もその一つで、
このセリフが飛び出したとき物語が佳境に来ていることがわかりますし、
何より、キターって感じに興奮します。
決してバトルモノではないこの作品においては、
かなり重要な演出だと思います。
そして最終回。
{netabare} またやらかしてくれましたね!(もちろんいい意味で)
一期と同じく主人公が全くブレない。
個性を突き通す最終回でした。{/netabare}
不条理なリアル世界で主人公は一体どんな理想を求めるのか?
そして、理想を貫き通すことができるのか?
ゲーム世界の神のお手並み拝見といったところですね!
続く・・・。