Lovin さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:株式会社セガ
監督:安斎剛文
シリーズ構成:小柳啓伍
キャラクタデザイン:かんざきひろ
制作:レイ・デュース / C2C
OP:「コトバ・カラフル」
by うたよめ575
{/netabare}
■主な登場人物{netabare}
いい加減な娘
575に食いついた言い出しっぺ
割と真面目な娘
付き合いがよく案外ハマっている
一寸百合な娘
二人を遠巻きに歪んだ目で見ていた
{/netabare}
■感想
575(俳句や川柳)がテーマ、全4話ということで少し期待していたが、少し肩透かしを喰らった内容だった。その内本格的になるのかと期待を捨てずにいたが、結局話数の少なさのためか575を軽く撫でた程度で終わってしまった。
テーマとして新しくは無いが斬新さはあると思ったので、OPやストーリーにもう少し575を絡めてくるのだと思っていた。しかし終わって見れば、少し575に興味のある女子高生がキャッキャウフフするだけの拘りのなさに残念さだけが残ってしまった。
尺も短く、話数も少なく、当たり障りがないので、逆の言い方をすればBGM的な流し見には最適な萌え作品なのかも知れない。しかし全話を一気に視聴したとしても15分を必要とせず、余りにも早く終わってしまうのはBGMに向くとも考え難い。
結論的には、余りにも浅すぎて何を伝えたいのか理解し難く、余りにも浅すぎて余韻や感想といったものが残り難い作品だと思った。それでも見たい兵にしかお奨めできない、出来ればもう少しだけ予算をかけてリメイクして欲しい作品だと感じた。
因みにアニメ4話+出演声優の紀行物4話+アニメ再放送4話で1クールを乗り切るらしいが、どれだけ予算が無いのかと心配になる。
■蛇足{netabare}
非常に難しいとは思うが、せめてOPは五七調?七五調?にして欲しかった。
演歌のようになるかもしれないが、575がテーマなら頑張って欲しかった。
それすら出来ないくらい低予算だったのだろうかと、良からぬ勘繰りをしてしまう。
{/netabare}