Lovin さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:倉田英之
監督:舛成孝二
シリーズ構成:倉田英之
キャラクタデザイン:石浜真史
音楽:岩崎琢
制作:スタジオディーン
話数;全3話
{/netabare}
■主な登場人物{netabare}
ザ・ペーパー
重度のビブリオマニアで自宅ビルは本の城
ミス・ディープ
ザ・ペーパーの相棒として活躍する
傭兵
ザ・ペーパーのサポートを依頼される
ジョーカー
作戦の指揮を執る一寸偉いさん
ウェンディくん
お茶組や小間使いをしているドジっ娘
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■感想
原作小説は未読でレンタルDVDを視聴。ただし原作となる小説やコミックがあるかは不明。
稀覯本を巡り悪者が暗躍し始めた世界で、ザ・ペーパーが神保町で購入した本を奪われそうになり事件に巻き込まれていく展開となる。ザ・ペーパー自身は意図せず手に入れた本だが、偶然にも悪者が狙う稀覯本だったため、読みかけの本を守るザ・ペーパーと稀覯本を奪いたい悪者との壮絶なバトルとなってしまう。
数あるシリーズ作品の中で時系列的に言うと、原作小説とTVシリーズの間に起こるエピソードが描かれている(とは言ってもTVシリーズくらいしか知らない)。なのでアニメ作品としてはTVシリーズの前に視聴すべきであるが、私はTVシリーズから入ってしまった。
本作品に登場するキャラの多くはTVシリーズにも登場しており、シリーズで順を追ってみていくと違った意味での楽しみ方も出来る。あのキャラは全く正確の違うキャラになっていたり、ザ・ペーパーは相変わらずのビブリオマニアっぷりだったりと、時間の経過と共に成長や変化も見られるところが面白い。
キャストには元CoCoの三浦理恵子、KONTAが登用されている。二人とも今ひとつだと感じたのだが、三浦理恵子のほうはどんくさいキャラの担当だったのでアリかもと思えた。しかしKONTAのほうは、キャラと声が一寸合っていないと感じた。
個人的にはインパクトは少ないと感じたのだが、ザ・ペーパーなりに危機を回避したり乗り越えたりしていく姿が微笑ましくかつ力強くも感じたので、R.O.Dシリーズが好きな方であれば一度見ていただきたい作品ではある。
■蛇足:{netabare}
R.O.Dにはハマったのでコミカライズ(?)にも手を出した。
アニメはTVシリーズが一番好きなのだが、集英社の雑誌で連載されていたシリーズも面白かった。
最終的にはREAD OR DREAMまで手を出したが、これはこれで面白かった。
{/netabare}