Ssoul30 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「この世界」には「秘密」がある。その「秘密」を知りたければどんな困難にも耐えられる覚悟が必要だろう。
ストーリ
リトルバスターズメンバーが全員揃い、普段の楽しい日常が戻ってきた直枝 理樹とリトルバスターズのメンバーは毎日楽しく暮らしていましたが、理樹は時々ある事に気がつき始めた。それは恭介が前言った言葉の「どんな物語にも終わりがくる。俺たちは一緒にいられなくなる。理樹」
前作で語られなかった真実が明かされる。
私の感想。
久々にティッシュの在庫が少なくなるまで泣く作品でした。始まりは前作と同じで笑うシーンが多い作品かとおもいましたが、3話からグっと重い作品になっていました。
私は笑いが取れるギャグシーンのあるリトルバスターズも好きですが、ずっとシリアスでな今作もよかったと思いました。けれど、1クールですべての事ごとを押し込んだのはあまり良いと思えませんでした。少々長すぎるが2クールに治めればもっとバランスの取れた良い作品になっていたでしょう。
しかし、ラストにはかなり感動しました。真実を知った理樹が起こした行動は見ているだけの私たちでしたら、当たり前の事だと冷静に判断できますが、実際にその場面にいましたら、絶対にあんな事をするのは不可能に違いでしょう。そこまで精神力が高くなりそしてそんな精神力をはじめから持ちみんなを守った恭介には本当に感動でした。
そして、真の友情っていいですね。己の命を犠牲にしてまで友達を守ろうとするほどお互いの事を信用しきっている所を見ると本当にしんみりしてきます。
おっと、目から涙がこぼれそうだ・・・
これほど感動した作品ですが、やはり感動した作品の中で一位をとるのは少し難しいでしょう。後一押しの所で終わってしまったので、もう少しがんばってほしかったです。やはりこの一押しは1クールと言う短くしてしまったからでしょう。
Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」
この作品を見ようと思っている人やもう見た人にも是非この作品を見終わったら再度見直してください。一度見ただけでは伝わらないことが色々存在するので、是非2回見て下さい。
オープニング
「Boys be Smile」
曲だけでも感動的なのに10話でエンディングに使うだなんて反則ですよ。涙がこぼれてしまったじゃないですか・・・
この曲は私が携帯式音楽プレイヤーで流れるたびに心の中で号泣してしまう曲です。さすがに電車の中イヤフォンつけながら号泣している人を見つければやばい人みたいになってしまうので、泣けませんが、曲を聴いただけであの感動的なシーンが思い出してしまうほど印象の深い曲です。
「君とのなくしもの」
オープニングの感動的な曲とは別にこの曲は明るいリトルバスターズのメンバーをイメージにした曲です。明るく楽しい曲で流れる動画もそれぞれのキャラクターの明るく楽しい笑顔が溢れています。実に楽しそうです。
「Song for friends」
このエンディングは反則すぎる。涙腺を殺す気ですか! 涙を流さないわけが無いじゃないですか!
このエンディングの感動的ポイントは声のトーンや歌詞もそうですが、らららーなどシンプルな所が感動ポイントです。涙が私の目から溢れ出てきます。