plm さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
マイペース脱線コメディ
どこまでもフリーダムなギャグ&コメディ作品。
話が毎度、なんだか茶番感があってどうにも集中して話を追えないのはなぜか、と考えると
不良だぜ(不良とはいってない)
ゲーム制作部(ゲーム制作するとはいってない)
スゴロクをやりましょう(スゴロクするとはいってない)
……みたいなパターンが多いせいなんじゃないかと思った。
話の筋とか展開がこうかなーと思うとそこから脱線していって、ぐだぐだな展開になってゆく。
まぁそれこそがこの作品のスタイルなのかもしれない。
作品の方向性を掴むまでにちょっと壁があったものの、登場キャラはなかなか良い。
主に高尾部長、きっと周りが変人ばかりだから一層癒されるんだろう。芦花のキャラも好き。
あとはゲーム制作部っていうだけにスゴロクでもいいから遊んでほしいなぁ。
あの面々なら何か自作の変なゲームやるだけで面白い話になりそうだもの。(スゴロクがみたいです)
(5話時点)
*
さぁ初めの頃はどちらかといえば不評だったのがどうしたことでしょう。
後半はもう劇的に楽しんでいる自分がいた。中でも面白かったのがタマちゃんでてきてから。
タマちゃんの回想話が面白すぎてやばいwww ダ~ブ~ル~歌~舞~伎ぃ~wwwww
これが可愛くて面白くてツボってやばかった。 帰宅部活動記録のときもそうだったけど、
ギャグものは唐突にハジけた回があるからツボに入ったときの破壊力がやばい。
こういう面白さを生み出しているのは、キャラクターの強烈な個性だと思う。
「属性」に始まって、ゲーム脳なネタを絡めながらのキャラ付けが後半にも活きていたように思う。
加えてどのキャラも見た目に特徴があって、髪がツンツンとか小っちゃいとか胸が・・とか、
一発でわかるキャラクター性、色合いもハッキリしてるので印象に残りやすい。
明確でブレない個性に安心感があったので、突拍子ない展開でもついていけるようになったのだ。
内容がぐだぐだでも、キャラクターが弾けてればこんなに面白いんだ!というお手本だと思った。
終盤に関してはトップクラスに好きだった本作。ただ慣れるまでの序盤がネックか。