シェリー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
なんとも残念な出来です
飛行機事故で恋人のハルを亡くして塞ぎ込んでしまったくるみ。
彼女はその苦しさから逃げるようにして押し入れの中に引きこもってしまった。
そんな彼女の下に派遣されてきたのがハルと瓜二つの姿をしたアンドロイドだった。
くるみの心のケアのために彼女の父がよこしたものだった。
ハルは傷心したくるみを癒すため彼女の身の回りの世話を不器用なりに一生懸命に努めた。
しかし上手くいかなかった。それでもめげることのなかったハルは、ふとくるみの家であるものを見つける。
それは落書きだらけのルービックキューブだった。一面揃えてみるとそれが何か分かった。
今は亡きハルとくるみとの夢や約束が書かれたものだった。
ハルはそれを自分が果たしてやると心に決める。
だがそれも順調に進みだした頃に死神は足音を大きくしてやってくる。肥え太った豚の首を落とす大きな鎌をその手に持って。
こんなに××な映画は他に無い、と映画館で観たときには思いましたw
すっかり幻滅しました。
設定からおかしいです。
人が死んでその人とまったく同じ容姿のロボットを作るっていう時点で明らかにダメ。辟易しました。
ここで見切りをつけるべきだったのですが
「いやいや待ちなよ、シェリング。
この作品なりにこの設定でしかできない、表現したいなにかがきっとあるんだぜ。
だからバカみたいにポップコーンでも頬張って黙って観てとけよ。」
残念ながらポップコーンは無かったので持ち込んだvolvicをちびちび飲みながら観ていましたがラストにびっくりする展開があるだけでした。
まあそれも、ああやっぱりそうなの?といった感じです。
始めと終わりはそんなんです。その間はもっと味気なく、ただ平坦でした。
この作品の面白さがどこにあるのか僕にはわかりませんでした。