おなべ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
じゃ スマブラ大会する?
日常モノでも会話のオチのなさ、唐突さ、その場のノリ等がかなり多めのある意味異色な作品。
タイトル通りいきなり、ゲームしようぜ!とか、どっからその話になるんだ!?という会話のドッチボールが面白いです。友人同士の独特のノリ、アイコンタクトが重視された会話劇が中心なので、それにとことんハマる人、全く持って意味不明な人と、好き嫌いが別れるのも無理はありません。
そんな掛け合いが中心ですが、意外にも脚本はしっかりしていて、ちゃんと1クールしっかりまとめています。日常もの定番の文化祭エピソードは数分の回想のみにする選抜には驚きました。「ポテト」の下りは、間が緻密。ぼんやりとした季節の空気が伝わってきました。〆に使われる音楽も耳に残ってます。
ギャグを見て笑うアニメではなく、キャラクター達が笑っているのを見るアニメでしょう。ゆずこ・ゆかり・ゆいの三人がはしゃいでいるのを見て、「何をやっているんだろう?」とか「ああもう何が何だか…」とか思う相川さんやお母さん先生の立場が視聴者なのかもしれません。私はそんな相川グループの方が好きでした。2期をやるならば、是非ふみおとおかちーの絡みを、もっと描いて欲しいです。
作中で些か疑問に思ったのは、唯の相川さんに対する際の反応ですかね。11話かな?ゆずことゆかりにちょっかい出されてる相川さんを見てるだけで、とにかく反応薄いんですよ。唯なら「何やってんだお前らは!」とか言って止めると思っていたんですが…。もしかして相川さんにはあまり興味がないのかな?うーん、どうなんだろう。