Yulily さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
青の祓魔師(エクソシスト)
全25話
まず、タイトルは青の祓魔師(エクソシスト)と読みます。
修道院で養父の藤本 獅郎(ふじもと しろう)の子供として普通に生活していた
主人公の奥村 燐(おくむら りん)と双子の弟、奥村 雪男(おくむら ゆきお)
ある日、まか燐は知ることになる。自分が人間と魔神(サタン)の間に生まれた
サタンの落胤(らくいん)という事実を。落胤とは父親に認知されない子の
ことです。
サタンの落胤という運命を背負い、燐が目指すのはサタンや悪魔たちを
祓うエクソシストです。
悪魔の血を受け継ぐ燐がエクソシストを目指すことになるとはどういうことか。
なぜ実の親であるサタンを祓うエクソシストを目指すのか?それを視聴者が
納得出来るだけの大きな展開がいきなり序盤にあり物語に一気に引き込みます。
燐はエクソシストになるための学園に入ります。多くのクラスの仲間や
弟の雪男と一緒にエクソシストになるために切磋琢磨し、友情や絆を築き、
悪魔と闘っていくという王道ストーリーでとても入りやすいです。
{netabare}
まず、序盤で養父や双子の弟はエクソシストであったことが判明し獅郎は
命を懸けてサタンから燐を守りますが、その最期の姿は本当にかっこよかった。
父親、藤本獅郎
血の繋がり以上に強い繋がりがあることを見せてくれた。
涙が止まらなかった。
●「青」は魔神(サタン)の青い炎
●「祓魔師」魔神を祓う技術を持った者
「青の祓魔師」は奥村燐だ。
エクソシストになってサタンと闘うことを強く決意するきっかけとして
これ以上の場面はない。
1話目に思い切った予想外の展開で惹き付け方は素晴らしかったです。
{/netabare}
この作品は主人公や主要人物のキャラクターがとても魅力的でした。
主役の燐はを岡本信彦が担当しているだけで贔屓です。私のサムネのあの人です
●クロ
藤本獅郎の使い魔だった黒猫。獅郎をとても慕っていて声もすご~く可愛い
燐の使い魔のクロの誕生エピソードは泣けます。また11.5話の「クロの家出」
おまけのお話。ここでは久しぶりの登場人物に会えたり素敵なエピソード満載
「クロ可愛いよクロ!!」
●霧隠シュラ
私のお気に入り。超ナイスバディな体型のお姉さまで燐の師匠でとにかく
強くカッコいい。一見やる気のない実力者というところが良い。
世界観やストーリーの流れも良く出来ていました。一見ダークファンタジー
のように思えますが、青春の学園ストーリーをも感じさせる作品でした。
あにこれでも評価が高い作品とは納得でした。