Asuca さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
演出に感動!
ひとまず、あらすじから
「ジョスト。それは騎士の一騎打ちの戦い。 新緑芽吹くウィンフォード学園を舞台に、9人の少女騎士(おとめ)がひと夏の思い出を散らす。 プリンセスラバー以来Ricotta2作目に当たるワルキューレ ロマンツェ[少女騎士物語]を遂にアニメ化! 恋に、ジョストに、少女騎士たちの想いが夏を熱くする。」
書いていて、なんか本当に馬鹿らしく、恥ずかしくなりました。ノリノリで書いてしまう自分が情けない…。一応、公式HPの表記に従っただけなのですが、自分で書くと、胸の奥が痛みます。
エロゲー原作の作品を原作未プレーで評価すると大変失礼だということを、幾年か前に気づかされたので、内容に関しては見てください。恐らく、上記のあらすじでほとんどは言い表していると思います。
さて、演出に関してですが、「おい!?すごいな」と感じて点が2点あります。1つ目は、メインヒロインの髪をざっくりと切り落としたこと。この直後か、同時期に「世界で一番強くなりたい」でも同様のことをしていたので、驚きが半減してしまった記憶がありますが、インパクトが強いですね。全体バランスを考えると、やむを得ない気もしますが。
もう1点は、エロゲー原作アニメで、主人公が脇役扱い! 正直、この演出はすごいなと思いました。僕自身のアニメの視聴量が少ないからかもしれませんが、エロゲー及びギャルゲー原作アニメで主人公が脇役になる作品は初めてでした。この演出により、恋愛、ラブコメ要素を大胆にカットすることが可能になり、結果として「ジョスト」という競技及びそれに携わる少女たちの熱意がうまく出ていると個人的には、評価しています。こんな事で、神演出! なんて使うと、神様の価値が落ちちゃうかな。申し訳ない…。
話は、変わりますが、Ricotta2作目って結構新参者のエロゲーメーカーですよね。そんな新参者が、2作連続でTVアニメ化できるのは一体どうしてなんでしょう?
この業界のアニメ制作までのプロセスを大学の卒論テーマにしても面白いかも(笑)
ドラマにしても、アニメにしても、ゲームにしても、それから映画化も億単位のお金が動いているらしいですから。