Asuca さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
もう少し頑張って欲しかった。
後ろ盾がKADOKAWAだけに、2期制作が意外と濃厚かなと考えていますが、兎にも角にも、中途半端だ!
近代英国のイメージを如何なく発揮している世界観、その世界観を壊さない作画、世界観に合わせつつ現代要素を含んだキャラクターデザイン。よく出来ていると思います。ファンの方もそれなりに多いと思います。予備校で「夜々最高! ふぅぅwwh!」なんて叫んでいる可哀想な人を見たときは、色々思うことはありました(この作品を批判するのはよくないかな、とか)。
ただ、この世界観でこの程度かなという感は否めません。復讐に生きる人間が随分とソフトなタッチですし、そこを看過したとしても、ヒロインの一人シャルロット・ブリューの立場の変動ぶりは、作品の出来を悪い方向にリードしているように思えます。原作未読なので、どうとも言えませんが、人物関係やストーリー展開の面が映像化の過程で失敗してしまったのかなと感じます。少し安直すぎるのでしょうか。
何となく、あらすじを自分で組み立てることに興味が出てしまったので、今後は書いてみようと思います。(稚拙な文章力で申し訳ありません。前もって、謝罪を入れさせて頂きます)
「一族を滅亡に追い込んだ実兄を殺すため、赤羽雷真は夜々(自動人形)とともに英国に渡る。舞台は、魔術世界最高学府「ヴァルプルギス王立機巧学院」。思い知らされる実兄との圧倒的実力差、途絶えることのない復讐の念。さまざまな思いを胸に赤羽雷真は、陰謀渦巻く夜会を夜々と共に駆け抜ける。」
書き終わってなんですが、かなり恥ずかしいことを書いてますね。それに、女性キャラクターの魅力抜きにこの作品を語ったら怒られそうな気もしますし…。