Ssoul30 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ。
ストーリー
テロは暗殺が絶えない現代イタリアに「社会福祉公社」未来を失った少女に希望を与え、その代わりに銃とその扱い方を教え、反政府組織を暗殺するために組織の人間に生きさせてもらっていました。この物語はそんな少女たちの戦いの物語です。
私の感想。
色々考えさせられる非常に深い話でした。事故や人殺しなどで生きる事のできない少女に未来を与えて戦わせるところに非常に考えさせられました。そのまま死んで楽になるか、生きる選択を与えてもらい、苦しくても小さな幸せを感じるか。どちらを選んでも過酷なのに生きることを選んだのは非常にすごいと思います。
そして、それぞれの少女をそのパートナーの関係が面白く、それぞれ違う関係が面白かったです。それぞれ若干愛を感じつつその愛は行き過ぎず、人の愛よりも物に対する愛に近かったり、我が娘のように愛したりと色々な愛を感じられました。
しかし、少々古い作品なので画質はあまりよくありません。所々画質の影響で分かりにくくなっている所があるので、その辺りはよく注意を設けてみてください。
Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」
この作品は銃を使った高度な戦闘があります。激しい戦いやグロ、銃戦、などが苦手な方はあまりお勧めできません。
オープニング
「THE LIGHT BEFORE WE LAND」
あまり動きのない渋い、けれどそこがかっこいいオープニングです。特に特別なアフェクトなど感じられませんでしたが、シンプルイズベスト。シンプルにキャラクターのみ紹介するところは高く評価しても良いと思います。しかし、曲自体はあまり魅力的ではありませんでした。
エンディング
「DOPO IL SOGNO 〜夢のあとに〜」
非常に声が高いオペラのような曲です。この曲はこの作品のキャラクターや世界観の悲しみを表している曲です。動画はハンドガンを見せるだけのシンプルな感じですが、色々考えさせるエンディングです。