退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
アニメ唯一の本格ミステリ
作品の骨格が終始論理と心理トリック重視、怪奇色が強いけど超常現象とかオカルティズムはオミット
総じて秀逸なミステリ作品だと思うけど若干オリジナリティに欠ける
洗脳道具に絵本が使われてるけど、童謡や手毬唄など不特定多数の手に渡りやすいアイテムが重要な役割を担うミステリ作品は意外に多い
「僧正殺人事件」「そして誰もいなくなった」「悪魔の手毬唄」「獄門島」などなど、その多くが内容に沿って殺人が行われる所謂「見立て」に使われるんだけど、洗脳道具としては「獄門島」の俳句がソレに該当
主要キャラも「あれ?」って思った人も多いのでは?
正義感強い医師の冤罪逃亡劇っていうとやっぱリチャード・キンブルを連想、差し詰めルンゲはジェラード連邦保安官ってトコ
他人を心理的に操作して罪を犯させるヨハンもハンニバル・レクターみたいでしたナ