「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)(アニメ映画)」

総合得点
63.9
感想・評価
194
棚に入れた
1221
ランキング
4104
★★★★☆ 3.7 (194)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.8

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ネタバレ

ふりーだむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「蘭一人見つけられねぇで、何が名探偵だ。。。」

劇場版第17作。海上自衛隊のイージス艦「ほたか」の機密情報をめぐり、体験航海に乗り合わせたコナンたちが自衛官殺害と、スパイ・X追跡の捜査に乗り出す。

プライベートが忙しく、ようやくの視聴^^;公開されてから、もうすぐ一年ですよ。。。今更ですが、17作目の駄文レビューを書きます。

しかし今作は、内容が薄かったですねぇ。。。「劇場版」をめぐる制作環境が変わったようで、「海上自衛隊」「イージス艦」「スパイ」というキーワードがどうも誇大になっていましたね。
個人的な意見ですが、今作は何がしたかったのでしょうか?
はっきり言って、内容はテレビ版でやっても良いような、薄い内容。「殺人事件」と、「スパイ」。舞台装置がデカイだけで、内容はいつものテレビ版と同じような展開。
イージス艦のシーンだけにリアル感を追求しすぎているように思えました。
ヤマ場は「蘭の格闘シーン」と、「最後の救出劇」この2点だけになってしまいました。
前作まで、前作のレビューにも書きましたが「24」並みのド派手な仕掛けと、コナンのスーパーマン的な活躍が息を潜め、TV版で見るような普通の内容。
個人的にはこれだけの舞台装置、戦争直前まで行くなり、都市壊滅的な危機に瀕する直前まで行くような内容と勝手に推測していたので、完全に拍子抜け。
ヤマ場も蘭の格闘シーンはいつもどおりでしたが、ラストの救出劇、ここの出来の良さは唯一の救いですね。
レビュータイトルのセリフがでるこのシーンは良かったと思います。特にコナンの「涙」。内容さえしっかりしていれば感動のシーンになったのですが。。。

劇場版の舞台装置、役者の配置として、イージス艦、小五郎の名刺、光彦の電波時計は伏線として機能していたものの、平次・和葉や綾小路の登場もありましたが、別段不要だったようにも思えます。
ゲスト声優・柴咲コウさんの演技もイマイチでしたし。。。

申し訳ないが、個人的には今回の作品は見所に欠ける作品だったとしか言いようがありません。

「劇場版」には、ド派手な展開か、TVシリーズの数段上を行く推理展開か、どちらかを期待してしまいます。

内容的にはほぼ何も書いていませんが、それだけ内容がない作品だった、という感想ですね。

イージス艦の航海のリアルさを描写していますが、興味のない私には無駄な「リアルさ」でした。そんな「リアルさ」よりも、もっと内容を濃くしてもらわないと、前作までのスケールとど派手さは凌駕できないのではないか。
少なくとも私には物足りないどころか、普通のテレビシリーズを見た程度の感想しかない作品でした。

興行収入が過去最高になったとのことですが、内容的には過去17作中最低の内容だったように思えます。

一応、コナンファンなので、もう一度見返すことがあると思うので、書き直すこともあるかと思いますが、一度目の視聴の感想はこんな感じです。

う~ん、、、残念。

投稿 : 2014/01/28
閲覧 : 373
サンキュー:

10

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