レウス さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
常識の変わり方「少し追加」
この作品の特徴は独創的な描かれ方と聞いていて飽きない会話劇にあると思います(^-^)
映像としてはスライドしながら動く絵本といった感じですかね?場面のひとつひとつを集中して見せて、それを様々な角度からキャラをゆっくり動いて見せるような印象でした(^-^)
1つの場面をあまり動かず一枚一枚丁寧に見せるので、余裕をもって見ることができて他のところにも意識を回せます。なので、映像だけではなく映像以外の様々な要素もこの作品を楽しむために特徴としてしっかりと「魅せる」ことが出来たように思えましたね(^o^)
次にこの作品の中心となっている会話劇でしたが…膨大な量の小説の文章をしっかりと魅力として伝えきり、自分達の個性として楽しんでいたように思いましたね(^-^)自分が思うキャラ像、自分が思うこの作品の特徴を表現の変化や感情のこめ方、そして相手とのやり取りを楽しみながら自分達の化物語を「イメージ」していくことでキャラ達に自分の考えているイメージを定着させられたように思いましたね(^o^)
このおかげで基盤がしっかりとした人間味のあるキャラになったように思えました(^-^)それに、時にはシリアル時の弱々しい暗い表現や力強い覚悟のある印象に残りやすい表現などの柔軟性のある会話劇が作れたようにも思えましたね(^o^)
斬新なアイデアがたくさん詰め込まれたのでとても素晴らしく、今までのアニメの常識を利用した意外性のある作品でした。自分にとっても今までの考え方を変えられた作品だったと思いますし、様々な考え方ができるとても見ごたえのある作品でしたね(^o^)
タイトル回収
{netabare}もしも、自分の常識を変えられたいのなら、今までの価値観を破壊して新たなる価値観を見つけることが一番手っ取り早い方法だと思いますね(^-^)
例えば嫌いだった食べ物がいつの間にか食べられるようになっていたり。
例えば自分の悪いところしか見えなかったのに、他の人に指摘されることで長所になっていたり。
例えばアニメのことを何も知らなかったのにいつの間にかアニメにハマっていたり(笑)
…などのように、あなたの周りでもいつの間にか新しい価値観の変化はいつの間にか起きているのかも知れませんね(^-^){/netabare}
そういえば…{netabare}この作品の7月7日という日はとても印象に残りやすい日になっています。戦場ヶ原ひたぎの誕生日であり、彼女が初めて阿良々木暦とのデートの日になっているからです(^-^)
このエピソードである12話は戦場ヶ原がデートに誘うのですが…自分の父親に会わせたり、両親との思い出がある星空の見える場所を見せたりと彼女の今までを形成していた大切な物を全て見せることで、彼女の暦に対する強い信頼やとても深い愛情を伝えられたように見えたましたね(^-^)
昔に色々大変なことがあって怪異に頼るくらいに辛い日々が続いていた自分の事を、怪異から離れさせてくれて事情を知った上でこんな自分を好きだといってくれた。そんな彼と離れないように大切にしていきたいという戦場ヶ原ひたぎの感謝や想いが伝わる素晴らしい話なので見ていてとても感傷的になりましたね(^o^)
さて、このレビューを書き直したのも7月7日。世間では七夕の日になっていますね(^-^)この作品のED「君の知らない物語」も星空と恋愛についての素晴らしい曲みたいですから、七夕の思い出や付き合っていた相手とのことを思い出しながら聞いてみるのもいいかもしれませんよ(^o^){/netabare}