atsushi さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
月曜は他に見るものがないので
一旦切ったがやっぱり見ることにした。
最初は掴みどころが分からなかったが、主人公が冷遇されてる点がネタにされてるのと、豊崎愛生が百合目線のキャラをやってるので、なんか楽しそうだ。
キャラの相関関係が分かってこないと見ていてもつまらないが、学年の違いや百合目線やら幼なじみなどの関係性が分かってくると、主人公のあかりは一人だけどの輪にも入ってないことが分かる。
あと、ちなつ役の大久保瑠美がミラクルん役の竹達彩奈と声がそっくり過ぎて吹いた(笑)
エロい妄想をもっと中心に据えるかと思ったが、どちらかというとギャグマンガような展開で、ストーリーが終わりに向かって行ってる気がしないので、似た様なノリで1年進級して2期があってもおかしくなさそうだ。
一迅社の百合姫という漫画雑誌の連載が原作らしいが、需要って色々あるんだなぁと感心した(笑)
気合を入れて粗を探しながら見るような作品ではなく、設定やらシチュエーションが新鮮で、笑いどころもあって、まさにゆるゆりのタイトル通りだと思う。
と思っていたが、小ネタの仕込みが結構巧妙に仕組まれている。
2回は見られる作品だ。
あと、OP、ED共に電波な曲で、迷い猫オーバーラン!のはっぴぃにゅうにゃあ以来のネタ曲かも。
ネタが分かってくると、回を増すごとに楽しくなってくる作品。
後半からも豪華な声優の登場キャラがどんどん増えてきてるし、12話終わって特にストーリーにキリがついたわけでもないので、普通に2期をやって欲しい。
メイン声優が無名な人ばかりなので、なんか売り方がけいおん!っぽいというか、メンバーのビジュアル的にはこっちの方が上な気がするので、音楽のコンテンツでどこまで行けるか分からないが、ニコ生とかの企画は面白い気がする。
6時間耐久4000枚直筆サインとか、このCDの売れない時代に無名のグループのシングルで、サインの入ってないのも入れた初期ロットが即完売とかかなりスゴイと思う。
けいおん!よりも相当お金がかかってないと思われる中、ある意味別のアプローチで中ヒットを決めたのは大したものだ。
自分も最初はこんな高評価になるとは思ってなかったというか、キャラ設定が相当深く作られてて、終始ブレなかったのが良かった。
それが分かるまでは音楽という共通のワードすら出てこないけいおん!以下の面白さだと思う。