退会済のユーザー さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:途中で断念した
‘まんが’というより‘絵本’を見ているような感覚
世界中の童話や民話をアニメ化した作品。
只今TOKYO MXで再放送しているものを断片的に見ています。
しかし長い・・・長すぎました。
残念ながら途中で断念します。続きはまた時間があれば。
○視聴リスト
50話「そんごくう一の巻」「なぜからすはかっこうの卵のせわをするか」~
62話「不思議の国のアリス」
・・・全然見てない!(笑)
全127話らしいので、十分の一ほどしか見ておりませんでした。申し訳ありません。
原作は有名なものばかりなので子供でも分かりやすく、デフォルメされたキャラも親しみやすいです。
作画は70年代ということを考慮すれば悪くないかな、という感じです。
回によっては個性的なタッチの作画もあったりして面白いです。
『ありときりぎりす』は童話らしい柔らかい絵柄で可愛かったです。
『ロミオとジュリエット』はリアル調でしっかり描かれていて、しかもロミオ・ジュリエット共に美しく作画のクオリティは高かったです。
声優に関しては最初棒読みな気がしたのですが、 ナレーションと同じく語るような口調で発音しているからそう感じたのですね。
「絵本の読み聞かせ」と考えるとしっくりくるのではないかと思います。
キャラクターの声は「語り」「出演」などとクレジットされ、ナレーションの宮城まり子さんと名古屋章さんがまとめて担当なされていました。
その中でも宮城まり子さんは前半のエピソードをたった一人で30分間喋り続け、その上主題歌も担当しているので凄い方だと思います。
聴いている内に宮城さんの声の美しさにじーんと来るようになりました。
宮城さんは『ナイチンゲール物語』でナイチンゲールを演じたときの優しい声色なんか素晴らしかったと思います。
名古屋さんは『白鳥の湖』で演じた魔王の声に渋味と迫力があって魅かれました。
日本昔ばなしと比べるとアレンジの巧さ・作画等総合的に及ばないとは思いますが、本当に子供に向けて作っている姿勢が感じられました。
ただ、初期OPのキューピッドがアニメ調からリアル調に変わるシーンが怖すぎる・・・・(笑)
あれは子供が怖がるんじゃないかと思いました。