シェリー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
タイトルなし
魔法使いの姉妹であるヨヨとネネ。
魔の国と人間界の間で何かが起こってる!
さらにヨヨが人間界から帰ってこれなくなっちゃった!
ネネは魔の国で色々調べるから、ヨヨは人間界で原因を探ってみて!
頼んだよ、大魔法使いヨヨ!
すっごい期待して観にいったのですが、新しいことが何一つないふつーの映画でした。
ヨヨが魔の国には存在しない「生の尊さ」を知って奮闘するといった既存パターンでしたし、
さらにキャラや背景、その他のデザインにいまひとつ魅力に欠けていたところが残念でした。
そんなにダメっていうほどでもないけれど、17歳の恋する乙女風に言うと「ドキドキしない」ってやつですw
「魔法」という名を題名にしているのに想像の産物に好奇心を刺激する力が無いというのは作品として致命的です。
映画が終わった後に「すごい良かった」って声が聞こえたから楽しめる人には面白い映画なのでしょう。
個人的にけっこう好きなジャンルなのにドキドキしなかったのは残念でした。
{netabare}
魔女っ娘姉妹なのにネネの出番がなかったですね。
ネネは可愛かったのにー!
最後の他人の幸福を願う吹き出しが出てくるところは『サマーウォーズ』のラストの場面そっくりでした。
あの吹き出しを出す時の効果音が拍手の音は別に良いのだけれども
あの中心にいるのがネネっていうのはおかしな状況だと思いました。すごく違和感ありました。
その前のたくさんの吹き出しの発端になった女性が言った
「祈るよりこうした方がいいかな」っていう台詞はどうも納得できません。祈りよりそっちっておかしいですよ。
人間界と魔の国は対照的に作られているのかと思ったら魔の国にも巨大な戦艦があって、もうわけわからん状態です。
広大な木々の広がる魔の国とネネが人間界に来た時の驚きは何のためにあったのやら。
文句言うために観にいったわけじゃないのにー!w
良いところを見つけられずなんか悔しいです。
不平ばかりですみませんでした。
{/netabare}