雷撃隊 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
昭和末期の匂い、いいじゃん
梅津泰臣って人は昭和ガンダムなんかにしょっちゅう参加してた演出家だ。そのため80年代~90年代初頭のOVAみたいな香りがする。30代の僕にとっては何処と無く懐かしい雰囲気だ。アメ横周辺の景色とか「俺がガキの頃と変わらないなー」とか思ってしまった。山手線でサイキックバトルやらかすシーンの吹き飛ぶ破片の細かさとかすげー。良い意味で80年代っぽい。こういうのって「何でいまさら?だせー!」と思わされるのと「あの頃思い出すぜ、懐かしい、カッコイイ」と思わされるのと2種類ある。モチロン本作は後者だ。いいね。このクオリティー維持して欲しいものだ。物語が進んだらまた感想書きます。
主題歌、一連のkey作品でお馴染みのLIAさん、さすがの歌唱力、すげーカッコイイ。僕にとってカリスマシンガーですよ。新曲聴けて嬉しい。
最終回まで視聴。キャラ、ストーリー、作画となかなかだがやはり1クールではきつかったか。後半駆け足ぎみで超特急で終わった感じ。26話ぐらいあれば法廷サスペンスとアクション両立できただろうに惜しい。なっちーとせしるんが仲良くなってゆく辺りはすごくいいんだけど。事件が起きない法律事務所の日常とか見てみたかったな。東京下町の景色の描写はGOOD。桜の花びらとかなかなかこだわりを感じる。OPで丸の内線でてきたけど本編じゃ出なかったな。
キャストはメインに若手、脇にベテランを配していてバランスいい。小山力也さん、グッジョブでした。若本規夫さん相変わらずでした(笑)。
せしるんやはりお母さんにはたどり着けなかったけど、最後までやる気あるのかね。せっかくの原作無しのオリジナルなんだから放置はやめろ。最後まで責任とってバタフライ法律事務所の行く末描ききって欲しいものだ。