退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
失礼、かみまみた。
非常に単純な話なのだが、シャフト新房の演出と西尾維新のセリフ回し、言葉あそびによって最高のアニメとなっている。
また、単純な話であるからこそ生まれる日本の文化的リアリティを持っている。
この作品には妖怪や神が出てくるが、他の妖怪アニメの様に悪い妖怪を倒したところで話が終りになることはない。作中でも言っているが、「怪異とは世界なのだから」である。つまり、怪異に出会ってしまったのは、世界の中で生きている自分の責任でもあるからだ。
この作品は、怪異に出会っちゃって勝手に助かる、そんな物語です。
善も悪も共に生きている、そんな内容に日本の文化的なところを感じました。
評価点
背景美術の美しさ
セリフ回し、言葉あそび
シャフト特有の振り返り、シャフ度
神谷浩史のモノローグ
歌や主題歌
撫子の可愛いさ
八九寺の「失礼、かみまみた」